ようやく長男が独り立ち。自分で勝手に推薦入学を決めて、バンド生活に明け暮れ、大学6年かかってようやく卒業とのことで、今日引っ越して行った。「お世話になりました」という一言は、おそらく母親から言わされたのだろうが、感慨深いものがある。しかし、いきなり個人事業主とは‥助走期間があったとはいえどうなるんだろうかね?まぁ、好きなことをやらせたほうが、生き生きしているので、しばらくは遠目で見守っておくことにしましょう。
どうしても持っていきたい食器があると言って、どんぶりを1つ持って行ったらしいが、実は私が学生時代にいつも使っていたどんぶり。益子焼の工芸家たちの展示会でバイトしたときに、作家先生が少しヒビがはいってしまい売れないものを分けてくれたものだった。お目が高いというか、なんというか。。
思えば、30年前私も自宅から東京に引っ越したわけで、高校の通学で使っていた自転車を積んでいた時に母親が「家から通えばいいのに」と言っていたことと、引っ越した後の1日目の夜の寂しさはよく覚えているが、あとはもう記憶にないな。自宅に相談の連絡を入れたのは、深夜帰宅したときに家の中でネズミが走りまわった時と、空き巣に入られて困ったときだけだったかな。どちらも、何の足しにもならなかったけど安心できた記憶はある。
息子もそういう時間を過ごすのだろうか、と思ってたら、さっそく引っ越し途中で我が家の愛車を都内の細い道でぶつけたらしい。。。やれやれ。