2009年05月31日

コンプライアンスとモラル

ありがたいことに前職から提案依頼をいただき何度か提案書をお渡しするも、急に「コンプライアンスにより、半年以内に我が社を辞めた人間がその組織にいる会社とは取引できません」ということになってしまった。残念なことだが、ここでいうコンプライアンスには、単に法令順守ということだけではなく、モラルも含まれる。ただし、これは解釈の問題であり法令順守のみをコンプライアンスという人もいて、基本的には企業が解釈をするわけだ。

人それぞれの価値基準や特には損得勘定の入る「モラル」はなかなか文書化しにくく、社内規則にすべてを記載するのは難しいだろう。ましてや外部の者も知る術がない。そんなわけで、今回は「鶴の一声」で企画書が水の泡と消えてしまった。ここでいうモラルとは、「辞めた人にすぐ仕事を依頼するような習慣になると、みんな安易に退職を選びかねない」ということだと推測できる。

寄生するつもりは全くないが、せっかく私の力を評価していただいて声をかけてくださっている人に、きちんとお応えできないというのは、残念なことです。半年後、またお声をかけていただけるよう、頑張ろう。(―と思っていたら、こちらから発注するのはOKらしい。おまけに、半年以内に退職した人がいる会社との付き合いは結構あるらしいことも判明し、あ、これは結局嫌われているんだと認識)
posted by 4430516 at 10:14| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月30日

顧客のライフサイクル

自ら提案をしてみようというクライアントというケースは、どんな会社にいてもあるもの。それは、ビジネスであるがゆえ、クライアント業種の伸張性や企業そのものの有望性、我々がショーケースとして活用できそうな事例になる‥などという理由がほとんどだろう。が、中にはクライアントの担当者の方と仕事をしてみたいという思いから行動に至るという場合もある。

今回、以前からのお付き合いもあり、そのクライアントの考え方にも学ぶところがあったせいか、もう一度お仕事をしてみたいと思い、自主提案をさせていただく機会を得た。とはいえ、実はお話していても提案のポイントがいまひとつ見えなかったのだが、こちらで仮説をつくり議論に充分なのびしろをもったかたちで提案を試みた。しかし、虫の居所が悪かったのか、かなり失礼なメールが飛んできた。多分私が駆け出しであれば、そのような対応をされても反省していたのだろうが、今回ばかりは「?」である。やはり、ずっと業者から提案を受けていることに慣れてしまうと、どこか殿様気分になってしまうのかもしれない。

この手のことは深く書くとやっかいなことになるので、あまり具体的には触れないでおきたいが、こちらが自主的にコストをかけて情報を提供していることに対する、それなりの対応(言い方だけの話だが)はあってもいいのではないかと感じるのだ。本来ビジネス的には、提案しても儲からないということがわかっていながら、私たちも提案しているわけで、対応の仕方ひとつで、こちらのモチベーションも大きく変わる。まぁ、そのあたりまで読んで提案しなかったのか?といわれれば、反省しなければならないけど(w。

そんなわけで、殿様気分になってしまったクライアントは、クライアントとしてのライフサイクルでは後期かもしれない。なぜなら、自らの「思い」が、枯れてしまっているから。確かに、今回「こうしたい!」というクライアントの思いはなかったのだ。それに私たちは気づいていても提案してしまった!のがそもそもの間違いだったかもしれない。やりたいことのない人(=なんかもってこいという人)にコンサルティングは不要。これは、改めて意識しておいたほうがいいだろう。
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2009年05月28日

「楽」ではない何か

以前の私(とはいえ、数ヶ月前)を知る人からは、明るくなったとよく言われる。今日事務所に遊びに来ていただいた方からも、携帯で話しているときからそんなことをおっしゃっていた。複数から言われるので、社交辞令的なものでもないのだろう。

思えば、愚痴を言わなくなった。所詮愚痴を言っても、すべて経営者としての自分の責任である。天につばを吐いても非効率だ。なら、吐かないようにすればよい。やりたいことをどんどんやる。いままでは、しょうもないしがらみでできなかったことを、好きに試している。

もちろん失敗もするし、背負っている責任もとてつもなく重い。資金繰りのストレスほどキツイものはない。そして24時間ほぼ仕事のことだけ。過酷かもしれないが気持ちいい。それは自分が成長しているのがわかるからだ。自らの成長を感じながら生きるというのは、ありがたい。後進にもこういった環境をしっかり用意したい。

これは、「楽」しいという世界でもなく、「楽」して儲けるという世界でもない。
posted by 4430516 at 01:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

コーチングしあえるといい

コンサルティングというのは、相手がもっているものを、目的にあわせて情報編集することなんだろう。相手がもっていないものをゼロから作り出すのは、コンサルティングではなく事業の請負とか、別の言葉で表現できるはずだ。

それは、コンシェルジュのように「あなただけ」の組み合わせをみせるのでも、プランナーのように、クライアントがもっていようがいなかろうが、何かを構築する術を考えるわけでもない。コンサルタントというと、どうも胡散臭い人のことのようだが、本質的にはそうではないということを前提に議論したい。

そんなコンサルタントにもコンサルタントが必要なのだ。医者の不養生とはよく言ったもので、コンサルタントであっても、自分の戦略を描くのに戸惑うことがある。そんな時、話を聞いてくれたり、真摯に批判してくれながらも、私がもっているものを最大限に引き出してくれる人がいると、そ れ は そ れ は ありがたい。

しかし、みんなお金をもらわないと他人には関心がないだろうから、そこまでやってくれる人はいない。というか、できないんでしょうね。それなりの知識と知恵が必要でしょうから。ただ、今日はいい示唆をいただけた。真剣に考えれば、真剣に答えてくれる人がいるというのは、とても幸せなことです。
posted by 4430516 at 21:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事に関すること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

古さを感じる広告

BEETV広告.JPG
最近、都内の電車系交通広告でいやでも目に入るBEETV告知広告。最初理解不能だったが、まぁこれだけ露出していれば「電車の中で見られる、なーんかワンセグ専門局みたいなものが始まるんかな」くらいはわかる。しかし、それ以上のことはしなくていいの?そこにモバイルを持っている人がいて、告知だけ?アクセスやコンバージョンをトレースして効果測定は?と、このクライアントさんを心配したくなる。

とはいえ、告知の役割を果たすべき肝心のコピーがビジュアル扱いされてしまい、またそのコピーが量産されているみたいだが、下手な鉄砲のナントカで、これはいただけない。とても古い広告表現と手法を見させられている気がするのは私だけ?せっかく新しいメディアつくるのだから、もっとアプローチ変えましょうよ。
posted by 4430516 at 01:29| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 売れる仕組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月24日

ビジネス・エコシステムの胡散臭さ

キーストーン戦略 イノベーションを持続させるビジネス・エコシステム (Harvard Business School Press)

2007年に発表になった『キーストーン戦略』という本があり、昨今また話題になってきたので、積読で終わらせたのを改めて本棚から探して読んでみた。少し乱暴に言えば、ネットワーク理論と生態系モデルを組み合わせて、「ハブ」の重要性を説き、ビジネスにおいても「ハブ」となるためにはどうするのか?ということを説いている(本のポイントは会社のブログにまとめておこうと思う)。

具体的な議論としては、示唆に富んでいる。昨今のPaaSやSaaSの方法論をしっかり分析できていると思うし、ネットワーク商品を考える場合のブレストなどには、使えるフレームワークだろう。しかし、「ビジネス・エコシステム」という概念は、いつものビジネス書の発想と同じで、「なーんかキャッチーな冠つけられないかなぁ」と、とってつけたようなもの?気持ちはわかるが、ちょっと薄っぺらな感じがする。

個人的には、活動理論と結びつけたら、もっと深い議論になるのにと思う。活動理論の事例は、毎度教育や医療、NPOなどの現場ばかりで、ビジネスに関することが皆無だから。
posted by 4430516 at 22:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか雑誌とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

考える系の居場所

いま私たちの会社の規模はとても小さいので、いわゆるインキュベーションセンターのようなフリーアドレスのデスクの事務所を利用している。外部の人たちと話していて、いつ事務所を持つのか?という話もでるが、もしかしたら、考える系の仕事を専門にすると事務所はいらないのかもしれないと考えている。

現実的に1ヶ所に何時間も座って仕事をするというのは、ほとんどない。通勤、移動、打ち合わせの空き時間などにどんどんアイデアを出して、アウトラインを書いて打ち合わせするのに事務所を使う。清書などは、好きな音楽をスピーカーで流しながら、自宅でもできる。クライアントや仲間との打ち合わせそのものが、アイデアを出す時間というのが理想的だ。

最近は、週末半身浴をして、なかなか読めない本と定期購読誌を読むことにしている。風呂で企画書も書く。となると、しっかりしたオフィスなんていらないな。第一数人で、こじんまりしたところに入ったって、男性だらけならむさくるしいし、かわいい女子もいたら、いけないことがすぐにおこりそうだ(妄想です)。なので、考える系の会社の居場所は遊牧的でいいのかも。

ただ、このやり方もコツと条件がある。それは今度まとめよう。
posted by 4430516 at 00:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事ノウハウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

OSよりもソフトの使い勝手の議論を。

ウィンドウズ7の市場への導入報道を見ていると、マイクロソフトがいかに顧客を無視してきたのかがわかる。「現在90%の企業がXPを使っている。 ビスタをまったく導入していない企業は58%」(日本情報システム・ユーザー協会)という。私も両方のOSを使ってみたが、ビスタはいまだに慣れない。

最初から毛嫌いさせてしまう「遅さ」もさておき、マイクロソフトオフィス2007などの“バージョンアップ”されたソフト類も、そのイライラ度合いに拍車をかける。特にデザインをはじめとするユーザビリティは、これまで利用してきた顧客の意見をしっかり聞いてきたのかと思うくらい、使い勝手は悪い。カスタマイズして使うという人ほど―たとえば、パワポなどを、デザインセオリーの下にオリジナルで作ろうとすると―その苛立ちは高まるばかりだ。

なんだか「自分たちの型」に顧客をはめさせようとして、とても窮屈な気がする。この世界にいたら、とても創造的なわくわくすることができないと感じる。そう考えると、ビスタの遅さなどは性能の良いPCで解決できるので、さしたる問題ではない。7も多分期待通りに動いてくれるだろう。むしろ、よく使うソフトが顧客志向で作られていないところに大きな問題があるのだ。

7の導入でOSの議論が盛んにされているようだが、それよりもソフトの使い勝手の議論をもっとして欲しい。ずっと使い続けているユーザーをどう考えているのか?まったく新しいソフトにすぐ慣れろというのか?これは、私が少し年を重ねたからいうのかもしれないが(20代であれば、別にそんなことも言わなかっただろう)、利用者オリエンテッドの報道などももっとあっていいと思う。
posted by 4430516 at 11:05| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 売れる仕組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

少し見えた!

マーケティングとITをつなぐ壁がひとつ崩れた。これまで自分は、IT企業に4年半もして何やってきたんだろう。本当に知りたかったのは、このことだったのに!システム畑の人間は、面白いことをしているくせに、自分ではその価値がわかっていないことが多い。この先、システムの本もたのしく読めそうだ。
posted by 4430516 at 20:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事に関すること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

パワポの罠

企画資料のイメージ、ページネーション、各ページで何をいいたいか?ということが、大してまとまってもいないのに、パワーポイントでまとめはじめる人が後を絶たない。最初からパワポで書いてしまうと本質を議論するノイズになり、ロジックが破綻しているにも関わらず「せっかく作ったんだから、どこかのパーツだけでも活かさなければ‥」みたいな余計な「情」が、作業をさらに非効率にするというのに。企画書全体ができていないのにパワポで書きはじめるのは、正直「ごまかし」である。逆に、企画資料の全容が明確に見えているがゆえに、パワポで書くのは、その企画をよりわかりやすくするためのテクニックである。
posted by 4430516 at 12:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事ノウハウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

与件の整理

企画書の6割?いや、8割?は、与件の整理にある。与件の整理とは、言われたことをきちんとまとめるだけではだめで、与件から見えない与件を見出し、本当の与件(相手の意図せざる与件)を導き出さなければならない。これが、与件の整理も「クリエイティブ」だといっていることに他ならない。真のプランナーになるには、このハードルを軽く乗り越えられるトレーニングを積む必要があろう。
posted by 4430516 at 23:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事ノウハウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

礼の大事さ

私が以前属していたITベンチャー企業は、転職当時、中途採用者だけだった。年齢もまちまちで、30歳になったばかりで事業部長をやっている人もいた。プロジェクトなどでいろいろ話をしていくうちに、職種的に上級にあっても決して実力は伴っていないということもよくわかってくる。逆に、とても低い年収なのに、実はものすごい力を持っている人もいた。数日にして、ここでやっていくには、すべての人に丁寧に接しようと誓ったものだ。

幸いビジネスライクなことに徹すれば、私も人付き合いは嫌いではないので(仲間内では知られているように本質的には、あまり得意ではない)、どんな人も「さん」づけで呼び、丁寧語で話した。とはいえ、性格的に不得手な人とは、問題を起こさないよう、意識して一緒に仕事をしないようにした。役職者に対しても役職では呼ばず、全員フラットな接し方をした。

―と、いうことを、日経ビジネスで俳優の仲代達矢さんの取材記事を読んでいて、ふと思い出した。役者の世界では、そもそも年功序列なんてないわけで、売れれば勝ちである。もちろんそこには嫉妬が渦巻く。しかし、チーム(劇団)を成功に導くためには、個々人が丁寧な付き合いを心がけるとよさそうだ。他人に嫉妬する力を、自己研鑽に昇華させ、強い個人の集まりに寄与するらしい。シャープなロジックはないとしても、極めて経験的には腑に落ちた。

やはり、礼のある組織は強いのだろう。しかし、社長はじめ管理職が妙に威張る、無責任な指導口調になる、部下をなじる‥そんなところは、嫉妬が根深く息づく人たちの集まりになってしまうのかもしれない。仕事の中でも「役」を最大限に演じられることが、ひいては組織を強くすることになるのだから。
posted by 4430516 at 23:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

同期会

久しぶりに新卒で入社したときの同期20名のうち6名にお会いした。17年も経つと、いい年齢になっているが、見た目は思ったよりあんまり変わらない。話していて良いなと思うのは、愚痴やマイナス発言がないところだ。それぞれ仕事も生活も厳しいことに立ち向かってきたので、それなりの自信があるからだろう。これからますます、大変な局面になるかもしれないが、みんなの余裕から元気をもらえた。
posted by 4430516 at 18:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | いわゆる日記の類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月11日

伸びる人、伸びない人

若い人たちと仕事をしていて思うのは、いわゆる伸びる人は思い切りの良さをもっている。「思い切り」というのは、「全力でやる」とか「清水の舞台から飛び降りるつもりで」ということではなく、思い切って自分のやり方や考え方を捨て去ってみるということだ。重要なのは、「捨て去ってみる」という、完全に「捨て去っていない」ところ。自分の考えもあるけど、あえてその方法もチャレンジしてみようという傍から見ていて気持ち良いくらいの、気持ちの切り替えをしつつも、いつでも自分の立ち位置に戻れる力である。これは、とりあえずやってみるというメタ表象力でもある。そして、そのやり方が正しいと思えれば、素直に従える心。こうした学習の反復が、新しい知恵を生み出すのだろう。
posted by 4430516 at 21:07| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月10日

アーキテクチャの生態系

アーキテクチャの生態系.jpg
濱野智史『アーキテクチャの生態系―情報環境はいかに設計されてきたか』NTT出版 (2008)

論者は、1980年生まれで日本技芸所属のリサーチャー。最近のネットや社会学などを議論した本の中では、むちゃくちゃ面白い部類に入る。経済学の知識があると、かなりスムーズに読めるだろう。
→詳細(PDF)はこちらのblogにまとめて紹介しておきました。
posted by 4430516 at 01:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか雑誌とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月09日

まともなナレッジマネジメント

2年半ぶりくらいに、知人の女性コンサルタントとお会いした。外資に勤める彼女は、その業界ではよく知られており、物腰はやわらかいが、話していて「生産性」を感じられる。自分は何をしたいのか?何をしたら良いのか?何ができるのか?を、自分なりに導けて、その時点時点での意思決定にポジティブに反映させているところはすばらしい。コミュニケーションに生産性を感じられるか否かは、意思決定の基準を持っているかどうかと大いに相関性があるのだろう。

いろいろお話をお伺いしたが、なかでもWebサイトのアクセスログ解析のナレッジ化、そこからのレバレッジ化、そしてアメリカのセミナー手法の最新事情などから、貴重なヒントをいただいた。すぐに実践でトライアルしたい。これまで、私がやってきたことや、考えていたことがあながち間違えではなかったのと、やはり初心を貫き、やり続け、やった結果を真摯に反省して次につなげることが重要なんだと再確認した。

ナレッジマネジメントの目標を「単なる労働の効率化」としてとらるのではなく、「次の仕事を生み出すツール」として捕らえないと、結局縮小均衡再生産のスパイラルから抜け出すことができない。以前、「自動化してもうける」ことに関心を抱かれる人たちが回りにいたが、個人的にはものすごく違和感を感じていたのは、多分そのせいだろう。過去の企画書を使いまわして他のクライアントに提出するとか、コアナレッジがひとつもないのに、いわゆる「チャリンチャリンシステム」というしくみだけつくるとか‥虚像の上につくられた仕事は、もうたくさん。

その先に何をするのかという、ビジョンなきナレッジマネジメントは、ありえないのではないか。今回お会いした女性コンサルタントのいる会社も、彼女自身も、確かにしっかりしたビジョンを持っていた。
posted by 4430516 at 06:19| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月06日

メモ帳新調

RHODIA.jpg
先月連れて行ってもらった博多風もつ煮を、また食べたくなり、ちょっと池袋へ。閉店前の池袋ロフトで、メモ帳を物色するも、やはりRHODIAに勝るものなし。だが、長年愛用してきた長尺のものは、いざというときに出しにくいため、今回は小さめブロックに変更した。メモパッドも万年筆に合わせてブルーのものを選んだが、かなり安っぽくみえるね。最近、ターポリン素材のパスケースとか、ちょっといまいちのものを買ってしまう。まぁ実用重視とはいえ、機能性と美しさの両方を兼ね備えるものは、どうしても高くなるもの。
posted by 4430516 at 11:12| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 触発する道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月03日

RCよ永遠なれ

昨晩から40代、50代の男性のブログのコンテンツは忌野清志郎さんの訃報ではなかろうか。と思いきや、実際のブログやYouTubeなどのコメントを見ていると、結構若い人のコメントが多いかも。しかも、コメントは「軽い」。青春時代にRCと一緒だった人たちは、多分そんな軽いことばでは、済まされないはずだ。多分、そう簡単に書けない、でも何か言いたい‥重すぎて何も書けない。みたいな葛藤があるのだろうと、渋谷陽一さんのブログを見ていて感じた。泉谷しげるは「死を認めない」と言っている。よくわかるなぁ。それだけ、我々以上の世代の「男子」には絶大な影響力を持っていたんだ。私もつい最近、iTuneからRCサクセションの曲をダウンロードして、懐かしく聴いていたので、今回の訃報はとても身近に感じてしまった。RCの曲を聴くと、当時通っていた中学校の木造校舎やクラスメート、甘酸っぱい思い出がよみがえる。
posted by 4430516 at 19:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入りの音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

コルデオを観る

コルテオ.jpgシルク・ドゥ・ソレイユ『コルデオ』

演目のコルデオとは行進、シルク・ドゥ・ソレイユは太陽のサーカスの意味。シルク・ドゥ・ソレイユの活動は1980年代半ばからおこなっているのに、私が知ったのは、恥ずかしながら、ビジネス書のブルーオーシャン戦略だったから、ほんの4〜5年前だ。もちろん、サルティンバンコなどの演目だけは知っていたが、それがシルク・ドゥ・ソレイユの公演であることは知らなかった。演目をブランディングしていく戦略をとっていたのだろう。

ショーそのものは、類まれなフィジカルな表現はいうまでもなく、ショーとしての完成度も高いものだったがこれといった感動はなく、「すごいなぁ」と圧倒されて帰ってきた。すごいしか言えないのも恥ずかしいが、この手のものは物語性はないので、立ち止まってみるほどの興奮があるかないかだけなので、致し方ない。

経営をはじめてみたせいか、私としては、これだけ複数の人が難易度の高い技をこなすためのタイミングの取得、維持などの方法を解明したいと思った。一人ひとりの技術力はもちろん、このチームワークをつくりだすものはなんだろう?とても関心の高いテーマだ。
posted by 4430516 at 17:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・芝居とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月01日

2回目の退社日

4月30日に前職場にお邪魔してお世話になったみなさんに挨拶させていただいた。かれこれ4年半。セキュリティ・カードを使うのもこれが最後となると、さびしいものがなくもないが、むしろ新しい会社のことで気持ちは目一杯なので、感傷に浸っている暇はなかった。新しい期を迎えて、みんなも元気そうで何より。出て行く身としては、若く前向きな人が、成長できるように切に願うばかりである。求められるのであれば、直接的、間接的にでも、継続してご支援していくつもりである。まだほかの人のことを心配できるほど、自分のところが安定していないが、出会いは本当に大事にしていきたい。
posted by 4430516 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事に関すること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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