2010年03月30日

日経の4,000円はひょっとすると‥

あちこちで日経新聞サイトの有料会員価格が4,000円とはなんぞ!という話を聞くが、ipadのような、リビングコンピューティングというコンセプトをもった仕組みがでてくると、その価格も飛び越え、紙から簡単に移行できてしまうかもしれない。

コーヒー片手に、ソファやトイレなどで、電子ペーパーよりもすばやい反応でみられるというのは、これまでにない体験だと思う。そこに新しい価値を感じられるようになるのではないだろうか?パソコンでは感じられない新しい価値を。いや、ハードがそうなれば、日経1社だけではなく、やじ馬ワイドをみながら、各社の新聞を自分で切り抜いて斜め読みしているようになっているかもいれない‥

新しい価値体験は確かに重要なファクターなのかもしれないが、もうひとつ。どうも仕組み(囲い込み)に対する何らかの心理が働いているのではないだろうか?とも考える。つまり、ケータイやipod、iphone、キンドルなどのように、それが「仕組み化」しているものであれば、致し方ないと思ってしまうのではないか?

逆に考えれば、パソコンは「いつでも情報を無料で入手できる」というブランドになってしまったのかもしれない。よくわからないけど、いろいろ考えているうちに、なんとなくもしかしたら‥と思ってしまった。
posted by 4430516 at 00:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 売れる仕組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月29日

熟成三十年カリー

熟成三十年カリー.jpg
最近の出張で買ってきていただいたカレー。札幌のヨシミのもの。池袋パルコにも出店されているらしい。ルーだけという感じだが、深みがあり、レトルト感もなく、うまい。価格は相場同等の500円/人前。
posted by 4430516 at 05:43| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | カレーメモリアル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

形にしてみるプロセス


小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)

  • 作者: ジェイソン フリード
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/02/25
  • メディア: 単行本



一昨日Nさんのつぶやきで知り、即購入して、週末恒例の風呂内読書でざっと読了。タイトルからみて、もっとワクワクするものかと思いきや、普通のビジネス書という感じだが、起業しようとしている人や、これから人を採用したり事業を拡張しようとする人が読むのがちょうどよいかもしれない。

プランニングという視点で見た場合、「形にしてみるプロセスを大事にする」という、言葉にひっかかった。

これは、特にネット業界に身をおくようになってよく感じていたことだ。簡単な話でいうと、紙の業界にいたときには、印刷物になった場合に、実際にはどのようになるのか、実寸でものを作って確かめながら、プランニングしてきた。これが、ネット業界になると、ユーザーのブラウザーやOS、パソコンのスペック‥などのいくつもの環境に左右されることもあり、しっかり再現したものを議論するということが、希薄であったように思う。もちろん、モックはつくるし、最後にテストはするが。

物理的にわかりやすいものは、まだ良い。問題はリアルやネットなどを問わず、マーケティングの戦略を考えていく場合、いろいろな調査などを分析する必要があるが、その分析がどうも机上だけに終わっていることが多い点。実際のユーザーの目線で分析できていない。ユーザーのアンケートでこんな傾向が多いようだが、実際の売り場はどうなっているのだろうか?とか、あるサイトにアクセスしてきた人のリファラは、こういう傾向があるが、そのサイトを実際に見てみようとか‥

そういう調査から見えてくるユーザーの追体験をしたがらない人は、良い分析はできないと思う。性格的にいえば好奇心がないのか、面倒くさがりなのかもしれないが、プランニングのプロであれば義務でしょう。楽しんで、しっかりと追体験できなければならない。それが、プランニングにおける「形にしてみるプロセス」のひとつ。

もちろん、会社作りや組織づくり、モノづくり‥何でも「形にしてみるプロセス」を飛ばさず、自ら実感しながら「分かる」ことがとても重要なのだと考えている。非効率な場合もあるかもしれないし、特に「紙書き」と呼ばれる人は、そんなところは机上で「ロジカル」にキレイにまとめあげるかもしれない。でも急がば回れ。効率的に追体験することで、良い企画は生まれる。
posted by 4430516 at 18:25| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか雑誌とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月20日

人事部のあり方が大きく企業を変える


サイバーエージェント流 成長するしかけ

サイバーエージェント流 成長するしかけ

  • 作者: 曽山 哲人
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2010/02/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



私の実務においては、サイバーエージェント社との付き合いは数えるくらいしかなく、以前属していた会社の広告部門は競合状況にあったようなので(CA側からは相手にされていなかったとは思うが)、正確な情報はなかったのだが、確かにその離職率の高さは耳にしていた。とはいえ、その離職率は一般的なネット企業といわれているところとは大した開きはなく、どこもひどい状況だった。この本の前半を読んでいると、そのあたりのことが詳しく書いている。要は、ネットに金脈がありそうだという大企業からの転職組を、組織体制が未熟なのにも関わらず容易に受け入れたゆえに起きていた問題(急速拡大の時期における人材問題)。1章、2章は中途採用でネット企業に行き、退職経験のある方は、ものすごく共感して読んでいただけると思う。私自身、よい総括になった。

勉強になるのは、この本の後半である。そういった離職率の激しいネット企業のなかで、なぜCAは成長してきたか?離職率をどう食い止めているのか?というあたり。いろいろな施策はさておき、最も重要なのは、社長と人事部長の人材に対する意識であろう。「採用力こそが企業の競争力になる」「マネジメントは組織の成果を出すことが一番大事」「マネジャーはみんなの目標決めに時間を費やせ」「経営の意図を分かりやすく現場に伝え、現場のさまざまな意見から本質を見抜いて経営に提言するのが人事の役割」‥など、随分とまともな内容。これをまじめに経営陣が言い、分かりやすい(楽しい)言葉や施策で現場と共有しているところが素晴らしいのだろう。

私自身、いくつかのネット広告会社のコンサルティングも経験してきた。確かに、ミッション・ビジョン・バリューをいたるところで公開したり、楽しいイベントをいろいろ設けたり、若手プロジェクトを走らせたり、経営者が自らセミナー講師をしたり…というのはよく見かけたが、表面的(見かけや仕組みだけ)だった。やはり社長と人事役員がここまでしっかり語れないとダメ。実態はよくわからないからなんともいえないが、この本はCAの企業価値を大いに上げるはず。

しかし、経営陣が痛い思いにあって、PDCAをまわし、自ら手に入れた知見だという意味でも評価される反面、この知見は多くの中途採用者の涙で培われてきたものかもしれない。
posted by 4430516 at 20:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか雑誌とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月16日

問題の提示の仕方が重要だった

問題解決のための課題設定となると、どうしても目的に対して有効な課題を探し、設定することばかりに目がいってしまうが、そもそもの問題の設定が重要であるということに、改めて気づいた。

問題のハードルが数値化されていたり、それが通常考えられるものよりも高いというのも大切ではあるが、「問題がいかに魅力的であるか?」というのがとても重要なのだ。あまり意識したことはないが、確かに楽しそうな問題であれば、課題を探るのもワクワクするはずだ。

たとえば、経営者から「どうしたら利益は上がるか?」という問題(=現在の利益とあるべき利益の差)を提示されたとしても、それはとてもチープな問題であるという認識をもたねばならない。もっと具体的に、もっとワクワクすることばなら、どうなるだろうか?

多分、経営者やリーダーと呼ばれる人たちはこの「問題の提示の仕方」で力量が試されるのだろう。問題を見つけるのは、いってみれば定義の話なので、それは簡単である。問題をどのような切り口で見つけるか?そして、その問題をどのように協業メンバーの前に提示できるのか?というセンスが問われる。
posted by 4430516 at 11:51| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | コンセプチャルな視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自らの経営分析の型を探す

多くの企画書を生み出してきた。特にその課題ごとに新しいフレームワークを作ってきたという自負はある。これまでいたいくつかの企業では、そういったコンセプチャルな能力を、経営戦略に活かしたいと手を挙げても、決して経営に参画させてもらえなかった。現場で顧客のコンサルティングを手がけているか、提案書を量産させるという使い方のほうが、便利だったのだろう。というわけで、つまんなくなって転職したり、独立をして会社をつくってみたり‥と。1年突っ走ってみて、まずは経営陣として結果を出した。

1年やれば、小規模とはいえ、いろいろな経営数字がたまるので、少しずつ解析してみると、なるほどというデータがでてくる。逆に、このデータとこのデータがないと、こういうデータが見られない‥みたいなこともよくわかってきたので、それが自動的に見られるしくみを開発してみる。いろいろな経営データをみるためのソフトなどはあるのだが、やはり自分たちのビジネスに最適なフレームは、まずしっかり自分たちの手でつくるべきだろうと実感している。

プランニングや企画書の手は、だいぶ加減もわかってきて、スピードも早くなったと思うので、経営数値のPDCAにも時間を割こうと思っている。これまで従業員だったときには、あいまいにしていた部分も、自分たちがモロにリスクを背負うとなると話は別。大学院で学んだ財務諸表の読み方や経営分析手法、バランススコアカードなどを改めて読み返すと、自社でトライアルしたいことが、いろいろ湧き出てくる。
posted by 4430516 at 00:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コンセプチャルな視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月14日

図解の種類


考える・まとめる・表現する―アメリカ式「主張の技術」

考える・まとめる・表現する―アメリカ式「主張の技術」

  • 作者: 大庭 コテイさち子
  • 出版社/メーカー: エヌティティ出版
  • 発売日: 2009/03/25
  • メディア: 単行本



どこかで推奨されていたので、手にとってみた。前半は、ファクト整理やアイデア整理のために図版を活用した方法論。後半は、それらをベースに自分の主張にまとめるポイント(アメリカ流)。

本質的なことを教えてくれる本なので、そこらへんのノウハウ書レベルでは得られないことが(特に後半で)書かれている。図解部分についつい目が行きがちだが、プランナー(というかビジネスパーソン全員)としては後半のロジックを立てて、それをしっかり伝えるということのほうが重要である。

私もいまだに、あいまいな表現を使ったり、「ところで」という横道をわざと設けた挙句、ドツボにはまったり‥と失敗が多い。特に、論理的思考が強い人だったり、外資系の企業の人たちと話をすると、そのあたりが露呈してしまい、勉強の日々。

アメリカ式の主張が正しいとかではなく、こういう方法論もフツーに使いこなせるようになりたいということですね。
posted by 4430516 at 14:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか雑誌とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月04日

意外なところでプロトコルが合いましたね

しかし、あの大手代理店の受付のペンはなんと書きにくいのだろう。たまにしか行く機会はないが、デザインばっかりで、機能性を追求しないところが、その会社らしい。

今日はその会社に勤める知人と「プランニングにもPMの手法を使うべきなんだろう」というあたりの意見交換をさせていただいた。やはり彼も広告のプランニングやコンサルティングとITの世界の両方にどっぷり漬かってきたようで、私と同じような問題意識をもたれていた。

このプランニングにPMの手法を!というのは、広告畑の人もよく言うのだが、実際にシステム系の人たちと同じプロジェクトで仕事をしたことがないと本当に分かっているとはいえない‥と感じることがよくある。あのスケジュールへのコミットのしかたと、融通の利かなさw)は半端ではない。それがよい面もあり、悪い面もあるのだが。

意外と近くに、プロトコルの会う人がいたのかなと感じる。もう少し、広告側で、わけのわからないようなことをスタディしている人たちと知り合う機会を設けたほうがいいんだろう。ネットから育ってきた広告の人たちは、SEM系を除いて正直、あまり面白い人に出会えていない。
posted by 4430516 at 21:20| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | いわゆる日記の類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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