2010年11月28日

リーダー不要のチーム

某大手制作会社の3ヶ月間の研修に関わっている。受講者が数チームに分かれて、ある目的のために3ヶ月間にわたり改善活動をしながら、成果を競い合うもの。各チームに相当の予算が使えることにもなっており、大企業ならではの贅沢な研修だ。それだけ予算をかけるのだがら、もちろんこの研修の題材は架空のものではなく、ある事業に直結している。なかなかおもしろい試みだと思う。

2ヶ月目も終えようとしているが、先日講義に出向いたら、各チームの反応がまちまちであることに気がついた。当たり前のことかもしれないが、成果がでているチームほど車座になり、議論が深く、闊達。そうでないところは、席にバラバラに座り、議論する内容が広く散漫であり、口数も少ない。第一、成果がでているチームは遅刻や欠席者が圧倒的に少ない。

私はチーム編成に関わっていないが、もしかするとチームのつくり方を誤った可能性がある。もしくは、そのチームに合ったアテンドをしていないということも考えられる。いろいろなチームの要素はあると思うが、プロジェクト管理者、盛り上げ屋、疑問・仮説提示屋、すぐやってみるワーカー、決裁者という役割がしっかりできていないと、そのチームはうまくいきにくいだろう。

もちろん、一人のリーダーが引っ張っていくというのも、チームのかたちとしてあるだろうが、今回の状態をみている限り、うまくいっていないところにもリーダーはいるのだ。もしかすると、今回の研修は、明確にやるべきことは決まっているのだから、ビジョンを定め、常に言い続けていくリーダーは不要だということなのかもしれない。

その人の特性を生かした役割分担ができるチームは成果をあげられるが、ではその役割分担はどのように行われているのだろうか?私が思うに、役割を決め付けるリーダーが存在するのではなく、そのような雰囲気にもっていける「影のリーダー」がいるのではないか?個々人の特性にあった形で進められる雰囲気を生み出せるキーマンとでも言おうか。それも、オモテには出てきにくく、何らかの行動を起すことでそれがトリガーになり、みんなの役割が明確になりそうなもの‥

チームを闊達にするためのヒントがあるかもしれない。講義とは別に、もう少し観察してみよう。
posted by 4430516 at 19:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コンセプチャルな視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月19日

ビジネステーマを問われたら?

何をビジネステーマにもつのか、改めて考えた場合、どうしても僕は「本質を捉える力」を社員全員が持ち続けることに立ち戻ってしまう。新しいネットの技術を理解することもとても大事だし、それを応用してビジネスにすることもとても重要ではあるが、どうしても目的論と課題設定ができないと、結局技術なんて手段にすぎないのだがら、それに振り回されることになる。見えない、あるいは見えてそうでいて見えていない本質を捉えられる力があれば、マーケティングサービスのほとんどは提供するできると考える。

何かのテーマ領域で勝負をするなら、1位か100位の両極でやるという認識が必要なではないかと最近思う。ソーシャルマーケティングが最近思うの流行りではあるが、その技術的な基盤やマーケティング基盤を一番のりで獲得し、拡張し続ける努力をし続けない限り、限界は訪れる。逆に後発でやるなら、徹底した後発でいいのではないかと思う。すなわち中途半端な技術の後追いをせず、基盤よりもその活用に長けるという点が重要になると思う。

僕らは、後発でいい。少しだけクライアントより先を歩く程度でいい。しかし、クライアントの顧客やビジネス課題は技術基盤事業者よりもはるかに理解している。とはいえ、それを意識して良質なサービスを提供するには、先端にも常に触れ合っておかなけばならない。それを組織的にやるのではなく、個々のレベルで実現できなければ、僕らの目指す知的アジトにはなかなかたどり着けない。
posted by 4430516 at 08:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月13日

新たに社員を募集します。

僕たちの会社でも、ようやく人材を育成できる環境が整ってきたので、将来IT系を中心としたマーケティングプランナーとして活躍したい方の採用を本格的にはじめることにしました。第二新卒もしくは既卒の人たちを対象にした正社員採用を検討しています。どなたかご紹介いただける人がいれば、ぜひご連絡をいただけるとありがたいです。もちろん採用決定の際の謝礼等させていただきます。詳細・連絡先はこちらから(※記載されている「望ましいと思われるキャリア」は、無視していただいて構いません。今回は、全くの別業界からの転職も想定しています)。選考基準は高いかもしれませんが、誠心誠意対応いたしますので、どうぞ、よろしくお願いいたします。
posted by 4430516 at 12:50| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事に関すること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

iPhone+携帯キーボードでポメラ要らず

リュウド アールボードフォーケイタイRBK-2200BTi (Bluetooth HID、Mac用US配列) RBK-2200BTi / リュウド
リュードのBluetooth折りたたみコンパクトキーボード。普段使っているWinのPCとは変換もキーの位置も勝手が違うので、慣れるかどうかちょっと微妙ではあるが、外出先でiPhoneでサッとメールを読んで、「中くらいの文字量」で返信するのは便利。会議メモも、これでとってみようかなとも思うが、ちと変換に苦労して周りに笑われそうなので、やめておくか。OSをバージョンアップすれば、iPhone3GSにも対応しているのでありがたい(もちろんiPadにも対応)。
posted by 4430516 at 11:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 触発する道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

モチベーションは寝ることから

最近の一番のモチベーションアップ術は、寝ること。寝てないと、本当にやる気がなくなるし、気も滅入るし、否定的なことを多く考えるようになる。30代はまだしも、40代はじわじわと睡魔がくるのではなく、あるタイミングで一気に押し寄せるようになった。レインボーマンの「ヨガの眠り」のようなイメージ(昭和30〜40年代生まれでないとわからないだろうな)。充分な睡眠が確保できていると、始発で事務所に行き、最終電車までハイレベルのポテンシャルが維持できる。しばらく、モノより睡眠。
posted by 4430516 at 20:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか雑誌とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教科書どおりでは失敗する

某大手コンサルティング企業が、某大手テレビショッピング会社(クライアント企業)に提出した資料をみせてもらった。その資料には、クライアント企業の営業戦略が、売上げ額を決めてから営業戦略を立てていることを否定し、マーケット視点で改善すべきだと書かれていた。この提案は、クライアントからNGを食らうことになるが、コンサルタントは「クライアントはわかっていない」という。

しかし、これは「コンサルタントがわかっていない」のだ。猫も杓子も顧客視点とはいうが、このクライアント企業がここまで大きくなれたのは、運だけではあるまい。確かにスタートは、売上げ額やテレビの放映枠かもしれないが、企業としては当たり前のことであり(本質的には営業利益だろうが)、とがめられる筋合いはない。このコンサルタントは、売上げを追うためにクライアント企業が何をしているのかを知らないのだ。

ターゲット顧客に売れるような商品を引っ張ってきて、徹底してターゲット顧客の言葉で売れるように仕立て上げていく努力をコンサルタントは知らずして、教科書のロジックをそのまま当て込んだ。クライアント企業は、月に何千という商品にあたり、売れそうもないものはたとえ魅力的でもはずしていく。売れることば、フレーズを探し、売れるような演出をしていく。そういった肝心のプロセスを単にひとつのボックスでまとめてしまっては、クライアントから提案を拒否されても致し方ない。

顧客視点や顧客基点とはいえ、図式の最初に顧客がなくてもいいのだ。本質を見誤って、手段におぼれるとこうなる。最近、いろいろな流通業界の仕事を手がけるようになったが、各社のビジネスの本質を知るというのは、本当に難しいと思う。経験と勘でなんとかなるかと思っているところもあったが、やはりそれだけではクライアントの喜ぶ顔は見えない。
posted by 4430516 at 20:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事ノウハウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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