2011年06月29日

痛みを感じない役員たち

「私は〜の仕事をしている」と自己紹介をするとき、「I am responsible for〜」という言い方がある。自分の担当業務の領域を伝えるわけだが、直訳してしまうと自分はこの領域には責任を持っているということなのだろう。

「東電役員は全財産売却すべき」という東京電力の株主総会の記事を見て、東電役員も「I am responsible for〜」と表現するのか、ふと思った。彼らに限って、そんな潔い責任の取り方はしないだろう。現場に責任をとらせ、役員は経営危機を感じずに(つまり責任を伴わずに)ポストにつけていた組織で、事故が起きないわけがない。

もっとも「当社はいつ倒産して、自分の家族が路頭に迷うか不安だ‥」というエネルギー会社だらけになるのも困るけど、少なくとも寡占的なビジネスからどう変えていくか?やはり競争の原理に期待したい。そういう意味で、楽天が経団連を脱退したのは、とても理解できる。
posted by 4430516 at 05:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

公務員改革を!

私は零細企業の経営者でもあり、それなりの納税をしている。税金の金額が高すぎるのでは?ということはさておき、納税にまったくの納得感がない。NHKの集金も同じだが。その理由は、この数年の短期的な政権交代や一向に改善されない国家収支、癒着のなれの果てに起こった人災ともいえる福島原発事故‥など、何のために税金を払っているのか、まったくわからない状況が続いているからだ。

そして、やっぱりどうかんがえても「公務員の制度」が元凶なんだと考えている。たとえば‥所属省庁を「自分の会社」と認識し「わが社」とまで言わせ、国民のためでなく「自社」のために利益を得られるようにする仕組み。能力のない公務員の預かり先を企業が行う天下り。能力の低い中高年をいつまでも高給で維持するためのしくみ、夕刻から酒を飲んでだらだら仕事をして、タクシーで帰る風習‥などなど。民間企業では、15年くらい前によくあった風景だが、国家予算がこんなにひどい状況になっているのに、いつまで続ける気なんだろう。

「時の人」である古賀氏の本は、公務員制度について深くメスを入れた。読者書評は、amazonに書かれているものが参考になるので、そちらに譲るとして、「こういう状況なら、いま税金を納得して払えるかもしれない」というくだりがあったので、書いておきたい。

日本中枢の崩壊 [単行本] / 古賀 茂明 (著); 講談社 (刊)
ハローワークに行った失業者が、隣の人に尋ねる。「あなたは何をしていらっしゃったんですか?」「国家公務員です。お互い厳しいですなぁ」こういう会話が交わされるようになって、初めて国民も、ああ霞が関もがんばっているな、苦しいが我々も協力しなければ、となって増税を受け入れる。(p.202)

なかなか絶対的な評価基準は作りえないとしても、少なくとも仕事のできない公務員は転職願いたい。しかし、たかだか、数人のスケープゴードを出して済まされる問題ではない。本質的な公務員改革がなされなければ、増税は受け入れたくはない。もう本当に切に願う。いや、願ってばかりもいられないので、よく知ろう、行動に移してみようという人も多くでてきているのではないかな。個人的には、公務員の友人・知人はいるので、なかなかこういう話はしにくいのだけれど‥(個人攻撃しているわけではないので、ご了承を)
posted by 4430516 at 15:03| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか雑誌とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月23日

社内英語化とプランニング

最近では、楽天やユニクロなどに代表される会社の英語公用化。どのあたりまで浸透するのだろう。伝達、意思決定、ディスカッションなどは、みんなが英語に慣れてくるようになると、だいぶ効率的になるのでは?と思うが、問題は抽象的な議論。どこまで英語でできるだろうか?特にコンセプトを議論する場合、微妙なニュアンスの語彙力が必要であるのと、そういった言葉をどう使うかがカギになる。

日本で仕事をするのであれば、日本語で物事を考える人たちに対して、コンセプトを提示するわけで、私たち日本人の思考の支えとなる日本語で考え、議論するのがベストだろう。言葉は思考のアウトプットでもあるし、インプットである。言葉なしで思考は語れない。もちろん英語の社内公用化を頭ごなしに否定しているわけではなく、ターゲットと同じ視点で物事を考えないと、逆にビジネスはうまくいかないのではないか?と危惧しているだけである。

久しぶりに、ヴィゴツキーを読み返してみたくなった、蒸し暑い深夜。
posted by 4430516 at 00:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月20日

思考力を低下させるパワポ

紙の制作会社から、Webの制作会社に転職したときによく思ったけど、やはりワイヤーとかコンテンツストラクチャーをパワーポイントでつくる作業を、若いプランナーがやってはいけない。体裁にこだわるが故、考える能力が低下する。本来的なコミュニケーションの核になる「ことば」をおろそかにする。まずいね。

本来的には、ワイヤーも紙で充分なんだけど、デザイナーのレベルが低いとプランナーから出すパワポで書いたように、ある程度整理されていないといけないのだ。多少レイアウト力のあるプランナーがパワポで書いたものに依存してしまう。パワポでつくるということは、プランナーとデザイナーの能力を著しく低下させている。

Webは、IAという人たちがいて、そういう人がパワポでのワイヤー文化を広げたのだろうが、実際これだけ日常的に私たち生活者がWebを使うようになった今、別にIAの知識が特別であるとは言えない。Web制作の世界も紙の世界と同じようにもはやプランナーとデザイナーが切磋琢磨してつくる世界になりつつあるのではないか?

‥というのは、まだ早いかもしれませんが、まずいよ。この状態。考える人が育たなくなる。
posted by 4430516 at 23:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

モチベーションの間違った上げ方

ワイキューブ社が、民事再生法適用を申請されたと聞き、そこまでに至る経緯を知りたかったのだが、最新号の日経ビジネス「敗軍の将、兵を語る」に安田さんがことの真相を語られている。そこから解釈できることは、おおよそ‥

●中小企業の人材コンサルにはじまり、経営コンサルまで幅広く手掛けるビジネスを展開されていたが、彼らのメイン市場である人材ビジネスの需要予測が正確にできていなかったということ。
●経営コンサルとなれる人材を集め、定着させるための方法が「福利厚生の充実」というおかしな方向になってしまった(売上額と同額を人件費と福利厚生に使った)こと。
●銀行などから、貸してくれる資金はできるだけ借り、福利厚生に充てたこと。

ということだろうか。そういえばワインセラーやバーなどの福利厚生施設や専任パティシエなどが、いろいろな媒体で紹介されてましたが、個人的には「まったく」うらやましいとは思わなかったなぁ。そんな場所でグタグタするなら、早く家に帰った方がいいのに‥。仕事の楽しみと遊びの楽しみをはき違えているような印象を受けた。

モチベーションは人それぞれだか、少なくとも福利厚生が充実していることが最も大きな理由である人とは、働けないなぁ。
posted by 4430516 at 04:14| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事の構え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月19日

変わらないCD屋

週末は時間を捻出して、親にiPad2をプレゼントしようと娘と一緒に銀座のアップルストアへ。その足で皇居見学。中に入ってじっくりみたのは、初めてだったりする。途中、タワーレコードに寄る。バンド活動を辞めてから、早12年。斬新な曲を探す熱が冷めてしまったせいもあり、ネットダウンロードをメインにしたため、ほとんどCDショップに来ることもなくなった。

CDショップは、その場で試聴できるのがありがたいが、制作会社や店舗が売ろうとするアルバムしか聴けないのは、まったく変わっていないなぁ。この売り方、なんとかならんかね?消費者は納得して買いたいのですよ。ジャケ買いで散財させるなといいたい。好きなダンス、ハウス、テクノ、アンビエントそして日本のインディーズを物色し、POPを信じて(笑)何枚か購入。そのひとつがKaty B↓だけど、あとでamazonで検索したら、amazonのほうが100円くらい安かった。
On a Mission [CD, Import, From US] / Katy B (CD - 2011)

おまけにECなら、この曲のリスナー(かどうかもやや怪しいけど)の評価とレコメンドがでてくるので、またいろいろなものを買ってしまう。ECでもすべての曲が試聴できないけど、私には、店舗で新しいものに出会って、ネットでクロスセルやレコメンドされたものを買うという消費行動が合っているかもしれない。このあたりの音楽の買い方、今後どうなるのだろう。と思って↓こんな本も読んでみる。
未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ) [単行本] / 津田 大介, 牧村 憲一 (著); 中央公論新社 (刊)
posted by 4430516 at 23:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | いわゆる日記の類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月04日

「リーダー=管理職」という妄想

今週の日経ビジネスのアメックス社の記事の中で「部下を持っている人のみに求められるリーダーシップ・コンピテンシーは、人材育成能力くらいで、それ以外の資質は部下がいない社員にも求められる」とあった。当たり前とはいえ、どうもこれまでの企業教育は、管理職になったらリーダーシップ教育をしてきたような気がする。リーダー=管理職という妄想があったからだろう。

管理職になってから、教育をするのが遅いという議論ではなく、そもそもリーダーシップを発揮できるような資質があるのなら、誰でも伸ばしていく環境が必要があるということだ。管理職はあくまでもひとつの役割でしかない。管理職がリーダーである職場もあるし、そうでない職場もある。どちらが良いという話でもない。
posted by 4430516 at 18:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本とか雑誌とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月02日

PIQUADRO キター

5年前から、ずーっと輸入されるのを待っていたPIQUADRO(ピクアドロ)。ネット販売も含めて、特定のシリーズしか国内では販売されず‥。最近、本国イタリアでECショップができたもののEU諸国しか販売しないとのこと(英語で問い合わせしたが、無視された!イタリア語じゃないとダメだったのかな)。とはいえ、商品の型番はECでわかるため、親族を通じてイタリア在住者に代理購入してもらい、えらく高い手数料を払って、ようやく届いた。このやわらかな感触はとても好き。時計は、ちょっとご愛嬌ですが‥

CA1900W17_M.jpg

OR1009WW_N.jpg
posted by 4430516 at 08:51| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 触発する道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
blogram投票ボタン