2012年05月20日

FancyやPinterestから、Fコマースの限界を知る

企業がFacebook導入を語るとき、「人は口コミ情報を参考にしてモノを買う」→「知っている人の口コミは正しいと思う」→「知り合いから進められたら、その商品を買う機会が増える」というような原則論があるが、実際にそうだろうか?最近、FancyやPinterestを見ていると、どうも違うような気がしてならない。

Facebookはヒューマングラフであり、FancyやPinterestはインタレストグラフである。Facebookでは、ある商品を知り合いから勧められるが、たとえその知り合いをどれだけ信じていたとしても、知り合いと同じものを持とうという気がするだろうか?特に、身に着けるものや自分のアイデンティティになりそうなものは「被り」「真似しい」の恐れがあるため難しいと思う。

片や、FancyやPinterestは「ものつながり」であるため、あるものを好む人同士がつながる。自分の価値観に会った人を多数のなかから探しやすい。知り合いでないケースが多いため、身に着けるようなものも、買いやすいと思う。どちらかといえば、いままで自分が知らなかったようなものに、触れられる機会がかなり広がるだろう。

そんな意味で、楽天がPinteresと提携したのは、非常に意義のあることだと思う。日用雑貨品などは、楽天の中で見つけられるだろうが、その他のエンタテイメント性のある商品は、Pinterestなどを使う方が便利だ。

ちなみに、私はいまFancyにはまっている。確かに、インテリアやファッション、雑貨など楽しいものが目白押しだ。Facebookはビジネス関係の情報探しやあまり会っていない人との連絡を取るくらいにしか使っていない。人が何を食ったかとか、どこに行って楽しい思いをしているかとか、ま正直どうでもいいことで、私の人生においてはノイズになることのほうが多い。
posted by 4430516 at 04:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 売れる仕組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月13日

若いスタッフの成長で思うこと

会社を立ち上げて3年が過ぎて、最近感じるのは若いスタッフの著しい成長だ。実務内容はもちろんだが、モチベーションも高く、内省して成長していこうとするところは特筆すべきではないかと思っている。これまでも高い能力を発揮していた部下もいたが、理想的なパワーを身につけはじめてきたと言えるのは、はじめてのような気がする。ようやく、私がやりたかったプランニングチームの基盤ができつつあるように思う。

考えてみれば、最初の会社ではどうしても制作をしないと儲からない構造になっていたので、マーケティングプランニング専門のスタッフ育てようにも、うまくいかなかった。日々、広告やカタログのアイデアや構成、さらにコピーライティングや制作ディレクションを中心に仕事をせざるを得ず、大局をみながらとか、効果測定をしながら‥といった戦略的なワークができなかった。よって、本格的なコンサルティングチームもつくれなかった。

2社目は、せっかくプランナー候補生を採用しても半年も教育させてもらえず、制作ディレクターといえば体が良いが、要はクライアントとの関係や案件に問題のあるところにアサインされてしまい、結局プランニングのイロハも教えられないままになったスタッフが多数いた。おまけに体制もコロコロ変わるため、とうていやりたいことはできないな‥と感じて、あきらめた。

やはり自分で投資しなければ、自分の理想は実現できなかったのだなと、いまさらながら実感する。でも、まだ萌芽の状態でしかなく、これから双葉にしていかなければならない。大資本はないから、一気に何かを実現はできないけれど、良質なチームをつくっていくのは金だけあってもダメだ。じっくり時間をかけないといけない。僕の体力が続く限り、楽しく良質な仕事が生み出せるスタッフを一人でも多く輩出できればいいなと思っている。
posted by 4430516 at 22:36| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事に関すること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

日雇いバス運転手問題と仕事への責任感

関越道の悲惨なバスの事故の背景がいろいろ浮き彫りになってきている。法を無視した勤務管理や雇用形態など、企業として恥ずべきことが明らかになってきているが、これは「低価格競争」の結果だけなのか。確かに、低価格のバスツアーを請け負うために、下請けのバス会社が安く人件費のあがる(固定費の要らない)日雇い運転手を(違法と知りつつ)雇ったのかもしれない。

では今後ツアー料金が多少高くても売れるようになった場合、バス会社は現在のシステムを変えるだろうか?仮に日雇い運転手を使っていることがバレなければ、利益になびき、結局体質は変わらないのではないだろうか?安全性というミッションは捨てても、とにかく儲けられればよいという価値観を企業がもっている以上、価格競争に関係なく問題は起こる。

固定費を払いたくない経営者、自分で好きなことで好きな時に稼ぎたい労働者のメリットが合致すれば、そこに雇用市場は生まれる。法の順守以前に、安全という交通事業では最も重要なミッションを捨ててでも、経営者と労働者が手を結んだ時に、とんでもないことが起こるのだろう。

この雇用形態、昨今の「ノマド」とか称している人たち(※本質的な意味のノマドではなく、会社にも属しつつバイト感覚で仕事を請け負っているようなノリで仕事をしている人)も要注意だと思っている。ある一定のスキルはあるだろうが、ワークごとのミッションをしっかり理解して、責任をもって仕事を遂行してもらわないことには、インデペンデント・コントラクターとしては認められない。

いや個々人に発注するのであれば、発注者側のマネジメント責任の下に遂行されるからいいのだが、むしろ重要なのは「ノマド集めて、安く仕事しますよ」的な会社に発注する場合のマネジメント力、責任感だろう。このあたり、仕事を選んで発注する必要があるだろう。安さに飛び乗ると怖い思いをするだけでは済みそうにない。
posted by 4430516 at 12:29| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | いわゆる日記の類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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