2008年07月16日

記憶こそが時間

ライナーフォーム.jpgソードフォーム.jpg 
電王DVD、12巻まで見終えた。ようやく全部がつながった(気がする)。わかったようでわからないSFで、主人公の佐藤健以外のキャストは、演技がおぼつかない感じもしたが、この特撮は見ておいて損はない。昨年放送され、平均視聴率は平成ライダーの中でも最低を記録したらしいが、DVDやフィギュアや関連商品などは最高の売上げという現象を引き起こした。ひょっとして、子供より大人、特に女性のオタクたちがはまったのではないか?と見る向きも多い。

見どころ@ 憑依
イマジンというこれまでの仮面ライダーの概念であれば、「怪人」と呼ばれるものが、主人公に憑依することで、主人公が変身するプラットフォームがさらにパワーアップするという、新しい変身の仕方である。しかも、普段の主人公の姿にも5体のイマジンが憑依することができ、さらに憑依するイマジンが全員合体することもできので、主人公は、合計14の顔(※)をもつことになるのだ。これに、イマジンを5体加えれば、相当数のキャラクターが楽しめる。6人のキャラクターをうまく組み合わせてこの世界をつくった作家、演じた佐藤健、複数のスーツアクター、そして声優がうまかった。

見どころA 鉄道
時間の征服をたくらむ陰謀者が、目的を達成するために過去にいる、ある人物を消滅させることが、物語の「動力」である。その陰謀を阻むために、電王はタイムマシンのような列車で、過去に飛ぶことができるのだが、この列車(デンライナー)の登場方法に工夫がされている。また、全体を通して「鉄道」のコンセプトちりばめられており(例えば、変身するときベルトにsuicaのような磁気カードをかざしたり、変身パーツがレールを走って出てきたり、電王の顔や体もレールで出てきたり‥)、徹底的な世界観の統一性が物語に強みを与えている。

見どころB 時間
ここは、ストーリーが論理的に理解できていない私はなんともいえないが、「記憶こそが時間」だというのが大きなテーマになっている。すごく乱暴に言えば、過去をイマジンに壊されると、現在存在しているものも物理的になくなってしまうのだが、誰かの記憶が強ければそれは過去に存在していたことになり、現在も物理的にあり続けるということ。電王のほかに、変身すればするごとに人の記憶から忘れ去られるゼロノスというキャラクターもいて、このあたりも絶対時間と相対時間のような関係性を考えずにはいられないが‥

den-o book.jpg
そんなわけで私もこんな本を買ったり、フィギュアを買ったりして、終わってしまったことを惜しんでいるひとりである。子供向けとか仮面ライダーとかいうジャンルではなく、特撮ファンがみる電王として続編をぜひお願いしたいところ。詳細は、wikiにファンの方がしっかりまとめてくれているので、そちらが参考になるかと。youtubeには、1話〜4話くらいの本放送がそのまま載せられていたり‥ご関心のある方は、まずそちらを。

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※普段の主人公+(主人公×普段の憑依5体)+(主人公×基本変身フォーム1)+(主人公変身×憑依5体)+(主人公変身×全員憑依1)+(主人公だけの強化変身)
タグ:電王
posted by 4430516 at 08:02| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・芝居とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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