2010年02月19日

ゼネラリストって、いらなくね?

ちょっとtwしたけど、プランナーとかマネジャー、コンサルタントとかいう職種を表すことばに、いろいろな概念や解釈をしたがる場合があります。要は、人によってあいまいなことばの意味を拡大解釈するような人たちがいます。私の(少ない)経験ではそういう人は、プランナーとかマネジャーなどのことばを使って、自分を大きく見せようという人たちが多く、それに釣られておいたほうが場が和やかになる場合もありますので、私たちはちょっとことばの定義に解釈を抱いても、あまり異論をとなえません。

プランナーやマネジャーは、どんな解釈をされようとも、そういった「人」の呼称は、何らかの「専門職」をさすのだと私は定義しています。もっともその専門性を定義するのは、かなり大変になると思いますが。「専門職」の対になることばとして、「総合職」というのがあるみたいですね。カタカナ英語で書けば、専門職=スペシャリスト、総合職=ゼネラリストというのが一般的かもしれません。この総合職というのは、何なんだろう?FFSのフレームを使い、私流に乱暴に言えば、リーダーシップやタグボートやアンカーのようなタイプではない、日本人の半数いるといわれる管理・調整型の人の安住の場ではないかと思います。

つまり、何か明確なビジョンを打ち出して人を引っ張っているのではなく、また難易度の高いものを垂直立ち上げしたり、決められたことを間違いなく淡々と進めることが苦手な人たちの「専門職」を意味するのが、ゼネラリストつまり総合職なのではないかと。なので、専門職と総合職は対ではなく、総合職は専門職の下位階層に位置づけられるのではないかと。かといって、プランナー、マネジャー、コンサルタント、ゼネラリストと単純に並べられるかというと、まだまだ考えないといけませんが。

一般的に、ゼネラリストは視野が広く、いろいろなことを経験して、経営者予備軍になるというイメージがありますが、実際のところそうなのかな?実は、(人によるところも大きいですが)もっとも視野が狭くて、もっとも無難な人たちで、大きなイノベーションを起こせない人たちなのではないかと思ったりします。なので、私としてはゼネラリストを目指したり、そういう職種の定義があるのは、どうもしっくりこないんです。というわけで、うちの会社は、全員専門職にしたいと思います(もっと正確に言えば、自律的専門職です)。

この「自律的」というあたりが、極めて重要なんですよね。「自律的」ということばをめぐる議論や概念を拡張することは、決して無駄ではないでしょうね。
posted by 4430516 at 10:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コンセプチャルな視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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