2010年02月26日

百貨店も行動分析を

日経ビジネスの百貨店特集は、内容的に読み応えがあり、量的にもちょうどよく、なかなかよい記事でした。

百貨店の原点回帰とは、顧客の生活にさらに寄り添うこと。そのビジネスモデルは「どんな服を買っていいかわからないお客さまに、1時間半ほどかけて、服の好みや着る場面だけでなく、普段の生活スタイルなどを聞き出す。その上で、百貨店やセレクトショップで顧客に似合いそうなものを買い集め、後日試着してもらって気に入ったものだけを購入してもらう」という、ライフブランディング(男性専門のファッションコーディネート代行サービス)という会社のビジネスに近いようです。

確かに。しかし、10万人(1日の来客数)に対してこのようなビジネスが成り立つか?10万人のうち、どのくらいの人がこのようなサービスを望んでいるか?と疑問を投げかけています。

私としては、せっかく10万人も来場が見込めるのなら、なぜコンバージョンしないのか?なぜ、クロスセルできないのか?アップセルできないのか?リピートにつなげられないのか?そもそも、店舗に10万人は何しにしきているのか?店舗に来る前はどこにいたのか?店舗にきてから、どこに行ったのか?といった、ECサイトの分析手法をリアル店舗でやってみたらどうだろうと思うのです。

サイトの解析手法が、実はリアルでも役立つような気がしてなりません。コストはそれなりにかかりますが、店舗戦略を考える上では重要なファクトとなるでしょう。これまでのようなクラスター分析だけで、何かサービスを改善したりするのは、限界があります。ネットのアクセスログ解析などで培われている「行動をとらえる」というアイデアを、採り入れたらどうでしょう。

サイト内検索は、インフォメーションカウンターへの問い合わせでしょうし、実は黄金導線がどこかに眠っているとか、機能別に商品をみられるようにすると買う人が増えたとか、離脱ポイントは正面玄関脇の靴屋だったとか‥なんだか楽しそうですよ。
posted by 4430516 at 00:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 売れる仕組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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