2011年12月30日

深呼吸する惑星

深呼吸する惑星.jpg

第三舞台解散公演のチケットが取れたので、神奈川芸術劇場(KAAT)での公演に行く。この劇場、最近できたばかりじゃないですか。芸術監督は宮本亜門ですって。幸いに、ホテル施設や遊園地、ショッピングモールもあり、いい公演なら単なる箱モノでおわらないように思う。お金があればまた来ます!がんばれKAAT!

舞台をみて改めて思ったのは、鴻上さんの本はあらすじを描いていくと、おそろしくつまらないものなんだということ。惑星アルティアとか、地球防衛軍とか‥恥ずかしくて書けない。でも、舞台として成り立たせているのは、役者かもしれないが、もっとも重要なものは鴻上さんの手書きの「ごあいさつ」なんだろう。いままで、すべての公演で「ごあいさつ」を読んでから舞台を観ていたが、今回に限り、家に帰ってから読んでみた。

「ごあいさつ」は、芝居の見方を示していたのだった。と(たぶん昔も思ったと思うが)考える。「ごあいさつ」を読んでから芝居を見ると、いろいろ考えて興奮するのだが、逆だと面白くない。独立戦争って、そういう意味だったのね。もしかして幻覚は岩谷さん(第三舞台初期メンバーで惜しくもオートバイ事故で亡くなった名優)‥みたいな、ことがつながってくる。

それも個々人の解釈の問題だから、どれが正しいということでもないのだけれど、少しは鴻上戯曲の懐の深さが理解できる手助けになっているのは間違いないように思う。でも、それは邪道なんだろうな。と、この10年、いや「ビーヒアナウ」あたりから感じてきた。いちおう、第三舞台は見続けてはきたものの、少しずつ距離を置き始めたのは何が原因だったのだろう。それは、野田秀樹さんも同じかもしれない。そして、なぜ私はいま本谷有希子さんあたりを支持しているのか‥

よくわからないけど、いま本当の意味で斬新な感じの舞台が観たいよね。とにもかくにも、80年代その斬新さで演劇界を引っ張ってきた第三舞台に感謝します。お疲れ様でした。


鴻上尚史のごあいさつ―1981‐2004 [単行本] / 鴻上 尚史 (著); 角川書店 (刊)

そうそう!勝村さん、KAATの楽日に出たんですって!
なんだよー、観たかったよー
でも一番観たいのは、鴻上演出で岩谷・大高・小須田・勝村・筧の朝日だよ!
posted by 4430516 at 19:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・芝居とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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