2016年12月04日

サービス残業が起こる小さな要因

大手企業とお付き合いさせていただいていると、時々、意味もない値引きを伝えられることがあります。担当者の方とネゴって、金額がまとまったにも関わらず、購買部などを通じて「手続き上」値引きをして欲しいという要請があります。とにかくまけてほしいということもあれば、他の企業の単価に比べて高いので値引きして欲しいといわれます。仕事を請け負う側からすると、すでに金額が決まっているところに、どこからか横やりが入り、必要な費用が削り取られてしまう。値引いても、仕事量や品質は同じですから、そのツケは結局スタッフの労働時間でカバーせざるを得ないというが実情でしょう。これが、請負企業のサービス残業のひとつの温床にもなりやすい。

その企業しかできないものであれば、値引きする必要はないので、請負側としては付加価値をどれだけつけられるかが大事です。また、長い付き合いになるほど、営業コストや学習コスト分のダウンをクライアント側から求められることもあり、それはそれで致し方ない部分もありますので、値引き交渉自体は、もちろん健全だと思います。が、意味のない値引きや二重の見積もりは、請負企業の働き方にひずみを起こしているひとつの要因でしょう。マスコミはサービス残業を減らし、ブラック企業を撲滅とはいうものの、実際には大企業の保身が請負企業にひずみを与えているということも、議論に組み入れてほしいところですね。
posted by 4430516 at 18:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | いわゆる日記の類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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