2008年02月11日

最初からクライマックス

den-o01.jpg 仮面ライダー電王
連休はここぞとばかりに、寝ダメ。最近日本で売れている女性ボーカル、例えばNIRGILIS、熊木杏里、チャットモンチーなんかをレンタルして聴きながら、3月に刊行予定といわれている共著の原稿チェック。最初に書いた原稿から半年も経っていないのに、ずいぶん状況が変わっているのに驚く。当時は行動ターゲティング広告を組み込んだプランなんて考えてもみなかったのに‥私の属している企業も業界シェアはもっと上だったのに‥めまぐるしい変化が起こっていることを痛感する。

休み中のもうひとつの楽しみは、見たかった電王をみること。1年前に始まった頃、何話かみた記憶があるが「これはしっかり見る価値があるな」と、特撮オタクとしてはひそかに思っていたのだ。仮面ライダーという文脈で語られる必要が全くないが(いっそのこと、別のキャラクターにして欲しかった)、弱いヒーロー、それに憑依する何人かのイマジン、変身する際には弱いヒーローがベースとなり、イマジンが変わることで強さが変化するというアイデンティティを失ったレインボーマンのような設定は面白い。

よく「電車がでてくる」「普段自転車に乗っている」「モモタロウやウラシマタロウのキャラクターがでてくる」と形容されることの多い作品だが、本質の部分にエッジを利かせると、なかなかいい作品になる気がする。脚本家は、小林靖子さんという方で、wikiのプロフィールをみると、師弟関係をつくらず、OLから特撮ヒーローものの脚本家になられたとか!本当にこの世界が好きなんだろう。オタクの琴線に触れるような作品を書くわけだ。全48話まで、がんばって見る。
タグ:電王
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2007年12月23日

吉本菜穂子ファン

いま一番はまっている女優、吉本菜穂子。現在公演中の「劇団、本谷有希子」でも、上手に主役を食わずして、存在感を漂わせていた。ペンギンプルペイルパイルズのぼくもとさきこ にも負けず劣らずの、個性的な演技派。美形ないでたちなのに、オバQのようなアニメキャラ声、芝居の波を常に裏打ちでとりながら、たまに舞台中でメインストリームを歩き始めても、どうも笑いをともなってしまうところが悲しい。

それは多分、下手なケレン味がないということに起因するのだろう。演技していないようにみせる(力の抜けた)演技派、いやそれこそを演技派というのかもしれないが、脱力感が舞台にメリハリを付けてくれる。劇団員をもたない「劇団、本谷有希子」の劇団員的な役割で活躍しているが、来年は積極的に彼女の舞台を観に行きたいと企んでいる。
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2007年12月22日

遍路

『遍路』
作・演出:本谷有希子
出演:近藤芳正、馬渕英俚可、池谷のぶえ、加藤啓、江口のりこ、吉本菜穂子
紀ノ国屋ホール

なぜか紀ノ国屋ホールは、安心して観られる。遠からず、近からず、周辺の人もあまり気にならず。若干寝そべって観るからなのかもしれぬ。今回は、かなり良い席に座れたのもラッキーだった。

芝居内容そのものよりも、終焉後の馬渕英俚可の「やり切った感」に圧倒された。こんなに力が入っちゃうものなのだろうか?それを我々に見せるのことがプロとしていいのか。いやそれは芝居ならでの臨場感だろう、そんなのどっちだっていいんじゃないかという思いが錯綜する。

しかし、冷静に考えると馬渕英俚可はその役回りを演出家に求められていたはずだ。本谷有希子がよく描く、いらつき、テンションの高い女性像を演じていた。このテンションの高さをキープし続けるのは、かなり大変なことだろう。終焉後もオーバーヒートするのもよくわかるというものだ。

告知では「今度はホームドラマ」というような歌い文句だったが、これまでの本谷作品の延長上であり、特に目新しさは感じられなかった。都会で生活する者が田舎に帰って、そのギャップにイラつく姿。帰った理由がだいたい都会で失敗して都落ちしたという設定、回りの気遣いでさらにイラつくという展開。シニカルだけど、コミカルに描ける本谷さんの力には脱帽するが、そろそろ夏にやった芝居のような新しい切り口での舞台も期待している。

主人公への気遣いをナチュラルにイヤミなく、しかしコミカルに表現できる吉本菜穂子は、やはり本谷作品にはなくてはならない存在なんだろうと、改めて実感すると同時に、一層、彼女の役者としての魅力にとりつかれた舞台だった。
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2007年12月08日

ベニサンピットという不思議な空間

同僚に演劇をやっていた人がいたので、話をしていたら、ショビショバだの、騒動舎だの活劇工房だの、みやこだの‥という、懐かしい話がでてきた。私とだいぶ近いフィールドで芝居をしていたらしい。まぁ、私は演出家志望だったのだが、結局1本も演出する機会もなく、その世界から「足を洗ってしまった」のだが、いま考えるとサラリーマン演出家として就職してもよかったかもしれないと思うときもある。

週末、激務の合間をみてベニサンピットに行ってきた。稽古場兼劇場というような場所だから、本当に工場の廃墟を活かした空間という感じである。今回の席数は160。かなり小さな客席だ。そこに、北村一輝がでるということで、ほとんどがその女性ファンで埋め尽くされた。

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芝居は岩松了の作・演出の『死ぬまでの短い時間』。感想などは、別の機会に書くとして、演出はベニサンピットの空間の独自性、その荒削りさに旨く助けられたような気がする。この内容を、きれいな劇場でやっていたら、観客は「わけがわからない!」と、納得しないのではないかと。芝居は、きれいな劇場でやればやるほど、わかりやすさやエンタテイメントを求めてくる。

音楽劇だか、シェークスピアだか、不条理劇だがわからない作品は、こういうところでやってもらうのが、落ち着く。いうまでもないが、小屋と演出は大いなるインタラクティブ性がある。機会があれば、また来てみたい小屋だ。

【ベニサンピット】
都営地下鉄新宿線森下駅の北西、徒歩3分。町工場が並ぶ隅田川沿いにある異色の小劇場。かつては染色工場「紅三」があったところで、その工場跡を利用して誕生した。客席は176と小規模だが、劇場以外に広々とした稽古場を備えており、大劇場の芝居稽古場として使われている。2004年度の紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞したTPT(Theatre Project Tokyo)の本拠地として脚光を浴びた。また、蜷川幸雄ほか多数の演出家の舞台稽古が行われることでも知られている。(※引用元)
タグ:演劇 岩松了
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2007年10月21日

ハチャメチャだ

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『逆境ナイン』
監督: 羽住英一郎
出演: 玉山鉄二、 堀北真希ほか

そのばかばかしさが、いい気分転換になる。まずはマンガで有名だった『逆境ナイン』の映画。ようやくDVDで鑑賞。よくもまぁ、こんなくだらない内容を映画化するなという話だし、一緒に借りた『タカ&トシ』などのほうが充分笑えるのだが、とはいえ、この逆境だらけの中を、徹底的なポジティブ志向で乗り切るというスタイルには、非現実的とはいえ元気がでる。仕事で問題を起こしてばかりいるプロジェクトに対処している自分を重ねてしまった。掘北さんがなぜ人気があるのかもわかったし、まぁいいさ、逆境ナインはレンタル代300円だから。問題は、『犯さん哉』。
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『犯さん哉』
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:古田新太、 中越典子、 犬山イヌコ、 姜暢雄、 大倉孝二、 八十田勇一、 入江雅人、 山西惇
渋谷:パルコ劇場
観劇途中から、久しぶりに怒りに満ち溢れる。80年代のことば遊びの舞台のなれの果てのような舞台。途中笑いが起きるが、惰性で笑っているのか、それもと若い人には新しく映るのか?すかしたお笑い、もっと具体的に言えば古田新太のショートコント集とでも銘打てば許せる。しゃれた映像やいくつもの場面転換でごまかしているが、芝居中に「8,500円の舞台だからさ~」とか言ってしまうことで、もはや逃げているなと感じた。

ケラが、もう書くことがなくてどうしようもなくなって、個性的な役者の持ちネタに頼ってまとめただけなのではないだろうか?最後に、ケラが舞台にでて会釈したのは、「こんな芝居を見せてしまい、申し訳ない」としか、私には見えなかった。一切拍手できない、今年最悪の舞台だ。CUBEという演劇人が集まっているプロダクション主催のプロデュース公演だが、単に売れっ子の役者を集めて金儲けのためにつくったような気がしてならない。しばらくケラの芝居は観ないつもり。
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2007年10月13日

超本気一人芝居 Big Bell

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腹筋善之介
『超本気一人芝居 Big Bell』
脚本・演出=腹筋善之介
下北沢・駅前劇場

駅前劇場は、スズナリのような「THE・小劇場」的な適度な広さ。古びたパイプ痛々しいが、懐かしく、好きな空間だ。実は、腹筋善之介さんの顔を覚えていなかったので、最初に前説で出てきた人が、彼だとは思わなかった。前説なのか本番が始まったのかわからないような状態で、ひとり芝居はハイテンションでスタートする。

漫談でもコントでもなく、やはりこれは芝居なのだろう。面白ければそれでいいじゃないかと思う自分と、「物語を買って帰りたい」という自分がいて、最初は多少葛藤もしたが、結局彼の話術に惹きこまれた。基本的には、親が子供に、長い物語を話し聞かせるときにジェスチャー入りでやるようなものを「芸」のレベルまで押し上げたものだろう。

とことんくだらない話をものすごいスピードと動きで話す。どこまでが芝居でどこまでが素の人なのかがわからないくらい、めまぐるしくシーンが移り変わる、あっという間の1時間30分。笑いの部分では、とことん真剣に笑えないし、物語に惹き込まれることもなく、私としては「関西芸人が、演劇してみました」的な中途半端な印象ではあるが、こんなのもありでしょう。

拍手はなりやまず、当日券もしっかり販売できたようで、満員御礼の舞台だった。終焉後、ロビーを出たらとなりのOFFOFFシアターの劇団の受け付けの人が吉野家のお持ち帰り牛丼を食べていたのは、ちと辟易する(演劇界は、その体質変えたほうがいいね)。この舞台の感想を聞きたかった人がいたのだが、事情で観てもらえなかったのが心残り。
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2007年08月18日

バター

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『バター』サイドAのノリ、サイドBの反り
作・演出:ノゾエ征爾
出演:町田水城 カオティックコスモス 井内ミワク 鈴真紀史 滝寛式 竹口龍茶 踊子あり 小百合油利 島鳥明 ノゾエ征爾 長田奈麻
下北沢・スズナリ

本谷有希子の芝居に出ていたノゾエ征爾が気になり、「はえぎわ」をはじめて観ることにした。スズナリには10年以上来ていなかったと思う。記憶より広かった。そういえば駆け出しのころの第三舞台などがスズナリで公演したときなど、当日券目当てのお客さんが押し寄せてこれでもかというくらい、寿司詰めにされた。あのころに比べれば、今回はパイプ椅子だし、桟敷席もまばらだ。とはいえ、チケットの売れ行きは良かったようす。

台本がどう書かれているのかわからないが、ある種、エチュードの組み合わせのようなところもあり、いまひとつストーリーがつかみきれない役者頼みの本である。中途半端な合唱や舞台美術などを含めて、あまりいい意味ではなく、学生演劇の延長のような作品であると感じられた。よく言えば難解なのだが、いまひとつ退屈な舞台だ。最初にバターというコンセプトとタイトルが決まっており、あとから話をあと付けしたという印象である。

時間つぶしのエンタメとしては最適かもしれない。ただ、ノゾエ征爾、井内ミワクは上手い。それと竹口龍茶。家族ゲーム(古)のような机を並べた会話のシーンは、良かった。一度彼らを中心にした、緊張感のある芝居をみてみたい。作・演出は、故太田省吾、山崎哲あたりで。演出家の言いなりにならなければ、硬軟ちょうどよく調和された面白い舞台ができると思った。
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2007年07月17日

『THE BEE』LONDON version

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NODA MAP番外公演『THE BEE』
原作:筒井康隆 脚本:野田秀樹&コリン・ティーバン 演出:野田秀樹
キャサリン・ハンター/トニー・ベル/グリン・プリチャード

幕が開く直前まで日本人が出てくるものとばっかり思っていた。「え?」外人なの?ロンドンバージョンっていうの?わー日本語字幕付だ。参ったな‥と、“後悔先に立たずんば‥虎子を得ず”ということで、ええいままよ、日本語読みまくり。読みやすい「縦組み」ありがとう。早口の英語で戸惑っていた最初のシチュエーションを理解できた。野田さんの声枯れが気になったが、まぁいいや。

舞台にぐいぐい、引き込まれる。いいテンポだ。ちょいとキャサリン(※)、スピードについていけないところもあったが、本は期待通り、スリリングに流れていく。さあどうなる?どうなる?この次の展開はーぁっ!!

あれ、終わり?1時間10分くらいの短めの芝居は、確かに濃厚だったけれども、さすが野田さんは相変わらずうまかったけれども、役者のグリンのファンになったけれども、客席には著名俳優さんがいろいろいましたけれども、ちと前評判高すぎじゃなくなくなくねー?筒井康隆さんの「毟りあい」という短編に蜂の字ダンスのメタファーを加えただけと違うの?これで終わっていいの?脚本家さん、逃げてなくね?

とは、言えず、ただただ拍手をして席を立ったわけだ。筒井さんの本を改めて読んで、またみんなの劇評を読んで、別の機会にいま一度、この芝居から受け取ったものを解釈してみよう。それと日本語版とも比較してみてみたいもの。

※ちなみに、何の知識もなく観た私は、チラシを見返すまでキャサリンのことを女優だとは思っていなかった。なんで、こんな見栄のしない俳優使うのかな?と思っていた。と考えれば、海外では野田秀樹をなんでこんな女優を使うのかなと思っている人も‥いないか。
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2007年07月15日

『水の駅』再演を…

久しぶりに自宅に帰り、新聞を整理していたら太田省吾さんが亡くなったという記事。転形劇場の解散公演(T2スタジオ)でみた『水の駅』に感銘を受け、再演を期待していたがそれもかなわぬか。さすがに、演劇は風の芸術というだけあって、あの時のメンバーが、観客が、会場が生み出したうねりは再現できるものではないが、あの空気感はぜひまた体感したい。大杉蓮さんなどの有志で、再演していただけないものかと切望する。

各種記事をみると、せりふを一言も発しない「沈黙劇」と書かれていたが、そんなことはなかったように思う。途中「う」とか「あ」とかいう「発話」から始まり、えらく早口で何かをしゃべったりしていたような記憶がぼんやりと残っている。観客も普段TVドラマでよく見かける俳優・女優が多かったのも印象的だ。「プロ」が金を払ってでも、鑑賞に堪えうる舞台として、その存在感は圧倒的だった。

個人的には、観終ったあとの「納得感」が早い、つまり芝居をみてから「腑に落ちる」度合いが、他の劇団とのそれとは異質であったように思う。頭で考えさせるというようなシナリオやトリッキーさではなく、「超高速度・高感度カメラ」で、ふだん僕らが感じるほんの一瞬をしっかり提示してくれるような、丁寧さと驚きがあったのだ。そして、なんと言ってもスローな動きを支える肉体。若い人のあこがれの対象にはならない劇団だったけれども、その存在価値は群を抜いていたのではないだろうか。

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2007年07月08日

砂利

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『砂利』劇団ダンダンブエノ
作:本谷有希子
演出:倉持裕
出演:坂東三津五郎 田中美里 片桐はいり 酒井敏也 山西惇 近藤芳正
かめありリリアホール

東京での本公演の前、亀有で観る。上演されるホールはイトーヨーカドーの9階。芝居を観終わって帰るのに、下着売り場とかを抜けていくというのは、これまでになかった貴重な経験。観客も場所柄なのか、高齢化。どうみても昨年のダンダンブエノの公演よりも年齢は高い。主演の坂東三津五郎の影響かもしれぬ。あまりおもしろくないところで笑いがでるのも、彼のファンがきているからかも‥と思う次第。始まっても結構空席があったが、遅刻してくる人の多いこと。幕が上がって20分くらいで、席もだいたい埋まった。

それはさておき、本谷作品のいつもの切れがない。無駄な部分をそぎ落とした無骨な芝居が観られるかと思ったが、少し余計なシーンがあるように思えた。特に最後は、なぜ暗転を何回もしてそこまでみせる必要があるのだろうか?また、前半部分の種明かしまでのところは、「時間をかけつつ」すんなり行き過ぎであり(つまり中途半端に長い)、そこまでたどりのドラマ性が薄いように感じる。エチュードをつないだような感覚にとらわれてしまったのは私だけだろうか?

さらに、ペンギンプルペイルパイルズの倉持裕さんの演出なのかもしれないが、何で裸のシーンがあんなにでてくるのだろう。途中のダンスシーンも、ちと痛い。全体的に見て、本と演出の対話によって、作品が作り出されたという印象がない。劇団本谷有希子では、作者と演出家が同じなので、そういった「ズレ」のようなものがないのかもしれない。

坂東ファンには申し訳ないが、坂東さんの演技も、昨年公演の永島敏行さんのようにいまひとつ、吹っ切れがついていないような印象で、こちらが感情を入れる隙がない。いまひとつ覚めてしまうのだ。ここの劇団に客演に来る人で、のびのび出来ている人って、意外と少ないのかもしれない。なにか、素の「いい人」がにじみ出てしまうのだ。今回は、片桐はいり一人が、すべての流れをつくっていたような気がする。彼女の存在は大きかった。

決してつまらない舞台ではない。昨年に比べたら、格段にいい内容だろう。しかし、トータルでみれば、役者・本・演出のバランスが取れておらず、プロデューサーの能力が問われてしまうかもしれない。まだ極めて前半戦なので、これからスパイラルホールなどでの上演では、いろいろ手が加わるかもしれませんが‥。
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2007年07月07日

好きな人に好きな人がいるとき

yureru dvd.jpg ゆれる(出演: オダギリジョー, 香川照之 監督: 西川美和)

以前読んだ『ゆれる』の映画を観る。作者と監督が同じ(西川美和さん)なので、本と映画のイメージは全くズレがなく、極めて丁寧に描写されていると感じた。しかし、本を読んだときにインスパイアされた兄弟愛ということよりも、むしろこの映像からはいわゆる恋愛小説ような印象を受けてしまった。

主要登場人物は、「田舎に居続けるしかない」男性(兄)、そして「都会にでてカメラマンとして成功した」男性(弟)、「都会への憧れはありつつも、挑戦することを怖がり、結局田舎に居続けるしかない」という女性(都会に行くこと=挑戦することという認識をもつような依存意識の強い人とも取れる)。

抽象的に解釈すれば、この2人の男性を維持と挑戦というメタファーにして、真ん中で女性の気持ちが「ゆれる」ことを表現した作品である。この女性は、維持(兄)というこちら側から逃れ、挑戦(弟)というあちら側に行くべく、吊橋を渡ろうとする際、維持から「挑戦の世界に騙されるな」と諭され、肩をつかまれる。その腕を振り払い、後ずさりしているうちに誤って谷底へ転落してしまう。

このドラマの構造は、自分が好きな人には、別に憧れの人がいて、しかしその憧れの人っていうのは自分の知り合いだったり、また憧れの人がその女性とは体だけの関係だったり‥というようなことから始まる嫉妬劇のようなものだ。兄はこの女性に憧れを抱きつつも、ふられた場合のショックや職場へのインパクトを考えると告白できないというジレンマを抱えているのも、お決まりである。

そういった内容が強調されている印象を受けたせいもあり、本を読んだときに受けたインパクトが薄らいでしまったのだが、逆に言えば先日吉祥寺で観た本谷作品からインスパイアされた異性への「憧れ」というものを改めて考えるときにより具体性を帯びる話になるのだろう。つまり、自分がどんな偶像を追っているのか、なぜそれを追うのかを考えることで自分自身を見つめるきっかけになるのだから。

しかし、僕個人的には、好きになるには理由もなにもないというような、情熱だけの浮いた話のほうが、見かけに似合わず好きだったりする。いやいやそんなことではなく、本当は、「挑戦」は「維持」から、大事なものを奪っていくものであり、僕は挑戦側に常にいるつもりでも、実は肝心なところは維持側にいて、本当に必要な人と出会えてしないのかもしれないというような、嫉妬めいたことを考えているだけなのかもしれない。
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2007年07月05日

誰も知らない

nobody knows.jpg 誰も知らない 《出演》 柳楽優弥 《監督・脚本・編集》 是枝裕和

主人公となる人たち(子供たち)の生活範囲の狭さは、教育を受けていないものの狭さなのだろうか?かろうじて生活を支えている人(親)に縛られているものの狭さだろうか?何かをしなければ死んでしまうのだが、その方法がわからない。どこへもいけない状況の中で、同じところを徘徊する中で、いじめにあってどこにも行けない人や一時的な不良が時間と空間を共有する。気休めの楽しさはあっても、結局なんら問題は解決しない。

このどうしようもない閉鎖感の中で、子供たちの真っ直ぐにものを見ようとする瞳が痛い。多くの賞を受賞した作品だが、正直ここまで私も心を打たれるとは思わなかった。なぜ彼らが強く生きていけるのか―多分それは、「どこにでもいける」という気持があるのではないだろうかと。我々からみれば、絶望的な閉鎖感のある生活も、まだまだなんとかなるという気持ちのありよう(それは無知に起因するものかもしれないが)で、大きく変わることができるのだろう。

「ここではないどこかへ」いける気持ちがあるだけでも、僕らは強く生きていける。極論すれば、楽観的にがんばろうというようなメッセージを僕は、受け取った気がする。
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2007年06月17日

思考に風穴を

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マウンテンバイクで近所のオフロードコースを走った帰りに、ちなぼんブログの影響でずーっと気になっていた映画「かもめ食堂」を借りる。作品自体なんという“うねり”もないのだけれど、自分の生き方や考え方の根源はどこにあるのだろう‥などについて、いろいろインスパイアされた。本谷有希子の新作戯曲にも、私の恋愛概念に風穴を開けられたが、ここしばらく複数のクライアントにかかわり過ぎていたせいもあり、ビジネスで過労気味だ。ちょっと拡散的な思考と概念と概念の新しい融合を試みるトレーニングに不足している気がする。もっと仕事以外の本、映画、演劇、音楽、そして人に積極的に出会わなければ、仕事も面白くならない。とはいえ、ネット業界のスピードの速さに知識が追いつかないので、結局ビジネス系の本を読んだりしてしまう。ビジネス書って、異口同音の象徴なのだけれど。
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2007年06月16日

ファイナルファンタジースーパーノーフラット

本谷有希子.jpg
劇団本谷有希子『ファイナルファンタジースーパーノーフラット』
作・演出:本谷有希子
出演:高橋一生/笠木望/吉本菜穂子/ノゾエ征爾/松浦和香子/高山のえみ/斉木茉奈/すほうれいこ
吉祥寺シアター

いつものことながら、本谷作品の本の確からしさに舌を巻く。宗教の発端は、この主人公(トシロー)が持っている妄想(理想の女性像)なのではないかと感じた。宗教の「組織化」は、その人の妄想の上に成り立っており、その妄想をより現実的なものにしていこう、継続させてとする参謀(シマコ)と、その妄想を支持することで自分の居場所を確保する信者。そしてその妄想を継続させていくための財(信者の労働)にあるのだと。

前半の1時間は、いともたやすくそういう状況を、提示された。その理解のしやすさ、わかりやすさにノゾエ征爾の演じる「普通の人」が一役買っている。相変わらず役者の人選も良い。程よい時間で、暗転。まさか、これで終わり?と思わせておいて、後半はさらに「妄想」と「生身」について対峙させ、その融合する瞬間を描いていく。

妄想の女性への憧れ(シマコが演じたシマコの妄想)と、実際の女性(シマコそのもの)という関係を掘り下げた、外見やある側面だけしか見ていない人に妄想を抱き、さらに自分の都合よく妄想を拡張していくトシロー。ただし、恋愛の経験があまりにも乏しいので、妄想には限界がある。だから、その理想の女性は変わらない。何があっても、自分を嫌いにならない。しかし、シマコ自身の妄想は徐々に変化していくのだ。それを、吉本菜穂子が笑いを取り入れながら、徐々に開示していく。

ラストシーンで、生身のシマコに向き合おうとしたトシローの姿に、思わず自分の姿を重ねてしまった。異性と実際に付き合う前に本当に自分の理想に合っているのか?を確かめておきたい‥できれば理想であって欲しい、あ、でもルックスも理想とは違う。でも性格は理想かもしれない‥いや理想とかそういうんじゃなくて、うまく自分とやっていけるかもしれない‥というようなことを考えながらも、ええいと勢いで付き合ってしまうとうような‥なんかそんな瞬間。妄想という童貞を捨てるというようなイメージ。いろいろインスパイアされた。

そうそう、高山のえみって、どこかで見たニューハーフだと思ってネットで確認したら、六本木の金魚にいたとのこと。なるほど。次回も、本谷さんの書下ろしを観にいく予定。12月にも公演があるとのこと。これも見逃せない。
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2007年05月21日

役者の評価

5月15日の朝日新聞で編集委員の内田さんが書かれた、『「すぐ立つ観客」感動は本物?』という記事。演劇人はスタンディングに警戒心を隠さないという。私は残念ながら実際にスタンディングオベーションの状況に立ち合わせたがない。スタンディングする芝居というのは、想像するに、主人公の望みが成就するなどして最後にケレンがたっぷりあるものだろう。ぐっと考えさせたり、未来に期待したり‥というエンディングだと、なかなか立つことに勇気が必要だ。

と考えると、ケレン味のある芝居は、スタンディングオベーションも、計算された偶然的演出であるとみていいかもしれない。であれば、なおさらストーリーにはまり、高揚した観客が立つなんて最高ではないか。下手な役者が勘違いして、ひいき倒されても、それは役者も本も、オーディエンスも含めた「そのときの作品力」ではないか、と私はことさら気にしてもしょうがないと思ってしまう。

冷静に役者個人への評価を知りたいのなら、ネット上の意見をみてみることだ。芝居を観ている人たちの意見は、偏っていて辛らつかもしれないが、顧客の本当の評価を多少なりともうかがいしれるなんて、個人的にはうらやましい(いや書いてあるならまだましで、なーんにも触れられていないほうが、役者としては致命的かもしれない)。

ならば「ひとり芝居」の場合は、表面的にはすべてをひとりで背負うわけなので、それは大変なプレッシャーになるだろう。たとえば、先日観たイッセー尾形も、さかんにお客さまからのアンケートを期待していたが、顧客の意見で、翌日からの演目内容を変えるようだ。実際彼の芝居は、スタンディングものなのだが(実力的にも、最後の演目的にも)、そんなことには気をとらわれず、しっかり自分と顧客の立ち位置を確かめ、芸を磨くことに精進している。さすがプロだ。おじさんが、20代の女性モデルを演じられるなんて、並大抵な努力ではない。
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2007年05月03日

イッセー尾形のとまらない生活

「お笑いスター誕生」でオンタイムで観ていた頃からのファンで、一時期アトムおじさんのビデオにはまっていたが、なぜか劇場に足を運ぶことがなかったのは自分でも意外だ。

今日は、はからずも初日に観劇することになったが、さすがは原宿。いつも見ている芝居とは客層が違う。暗い演劇青年やら、薄汚いおじさんらがいない。原色のスーツなんか来た浅丘ルリ子ばりのおば様連中やら、外国人やら、Tシャツで座っているスキンヘッドの人もおしゃれにみえてしまうのはなぜだろう。

むむー。すごい。この人のすごさを魅せつけられた2時間。公園を孫と散歩する老人が出てきた瞬間、会場「うおー」という声があがった。リアルだ。これが「芸」ですといわんばかりの最後の演目はさらに圧巻。涙が止まらないくらい笑わせてもらった。今度はもう少し前で見てみたい気がする。
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2007年03月11日

橋を渡ったら泣け

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『橋を渡ったら泣け』
作:土田英生/演出: 生瀬勝久/出演:大倉孝二、奥菜恵、八嶋智人、小松和重、鈴木浩介、岩佐真悠子、六角精児、戸田恵子
渋谷シアターコクーン

「日本沈没」その後みたいな話。制作発表で、生瀬さんが「地球温暖化がテーマ」とかしゃれで話していた記事を見たが、まあそういう設定だったのかもしれぬ。戯曲はすでに発表されているもので、土田さんという方は、関西系の劇団の座長で、TVの脚本の世界でも活躍されている方だと、今回の公演を通じて知った。

観にいく前に、いくつかのブログで劇評を拾ってみたものの、あまり評価の高いものはなかったので、期待しないで観たが、いやいやそんなことはない。無駄なケレンはなく、ストイックにテーマを追究する姿勢が見えて、私は好感が持てた。

しかし、終盤、主人公がこの集団を抜け出すときに「逃げられた!」と感じた。人が集団生活を始める際、それぞれが自分を守るためにどういった問題と葛藤に直面し、さらに解決してもなお、なぜそれが繰り返されるのか?というヘビーなテーマに取り組み始めたかと思ったそのとき、主人公は逃げたのだ。ここで多少私は失望。エンディング(2年かけて街らしくなり、最後に主人公が帰ってくる)で、いい緊張感をもって掘り下げてきたテーマが、プッツリ切られた。回答を観客に投げるわけでもなく、なんとなくハッピーに終わるスタイルは、個人的にはちょっとねぇ‥。

演出面で言えば、くどいところが多い。本のせいかもしれないが、もうそんなシーンやらなくても充分わかるけど、役者としては、かっこいいからやりたいよね‥というシーンが散見された。これは、生瀬さんが役者だからこそゆえのスタイルなのだろうか?

役者陣は、主力の大倉・八嶋・戸田さんを囲み、相変わらず滑舌不調だけど、いい味を出している小松さんらが絡む。ふと思ったが、六角さんを、別のエース級の役者に代えるとこの芝居はもっと混沌として面白かったかも知れぬ。六角さんのキャラクターだと、あまりにもわかりやすい構造が逆に際立ってしまうのかも。
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2007年01月28日

朧の森に棲む鬼

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『朧の森に棲む鬼』
作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:市川染五郎/阿部サダヲ/秋山菜津子/真木よう子/高田聖子/粟根まこと/小須田康人/田山涼成/古田新太
新橋演舞場

いのうえ歌舞伎に初めて触れた。実は新感線(新感染)もはじめてである。こんな世界も悪くない。というか、学生の頃はじめて歌舞伎を観た時の感じだ。ケレンがそこここに用意され、荒唐無稽の物語にぐいぐい引っ張られていく。ああ、やはり芝居はこうでなければな。しばらく理屈の多い小劇場ばかり見すぎていた。

スピーカーで声を拾っている(?)せいか、特に市川染五郎の声が聞き取りにくかったが、さすがに浪人から王になる過程の演じ分け方が惚れ惚れするくらい上手い。真木よう子もはじめて観た。声質がすこぶるいい。役どころもぴったりだ。しばらく注目したい。

ということで3時間はあっという間。パンフを買おうと思ったけど、2007年カレンダー入りで3,000円とは。もう1月も終わりだからさ、カレンダーなしで2,000円でお願いしたいところ。来年は、正面で観られるようにしよう。
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2007年01月27日

NODA MAP「ロープ」

nodamap.jpg   sincho2007jpg.jpg   
NODA MAP「ロープ」@BUNKAMURA
出演:宮沢りえ/藤原竜也/渡辺えり子/宇梶剛士/橋本じゅん/三宅弘城/松村武/中村まこと/明星真由美/明樂哲典/AKIRA/野田秀樹

帰り際にパンフレットと戯曲が掲載されている新潮が並べてあったので、思わず買ってしまった。まあ、商売にまんまとひっかかってしまったわけだが、それだけ気持ちが高揚していたのも事実。伏線がすべてつながって、ラストに向かって大きく動きだしてきた瞬間から、私は泣きそうだった。最前列で、藤原さんや宮沢さんの唾液を浴びながら、バクバクしてきた。野田さんの芝居には、毎回同じような伏線の使い方をもってくるが、今回は話がシンプルゆえ(伏線の集約化にさほど無理がない)、物語はいちだんと重厚に感じたことが、私にとっては大きい。

宮沢さんは、この舞台のスタート時期はだいぶ噛んだらしいが、今回は声がかすれているとはいえ、大丈夫だ。しかし、相変わらず野田さんの舞台に上がるヒロインはいつも早口で、不安定で、自分を殺しているように、ことばに操られている芝居をする。体からことばがほとばしり出ないのは、なぜなんだろう?ことばが絞りだされているという印象しかないのだ。最初からラストシーンに向かうところまでずっと、一本調子で抑揚もなく、観ているのは多少つらかった(特に藤原さんとの2人だけのシーンは)。役柄は非常に面白いのだが、「豹変する」というシーンでも豹変できていないのだった。

しかし、物語がドドーッと動いて、最後に安堵しながら泣けるのは、たぶん宮沢さんがてとても穏やかに落ち着いていたからだ。体からことばが生み出されていたように感じられた。そう、そのリラックスさで最初からやって欲しい。台本を改めて読んだが、そんなに急いでしゃべる必要はないと思う。演出の狙いだったのかもしれないが‥実際どうだろう。今回、藤原さん(ああ、この人ジャニーズじゃなかったんだ)や渡辺さんが出てきて、びっくり。チケットは自分で予約するけど、実は誰がでるかなんてあまり関心なかったりするので。もう一歩、テーマに深く踏み込んで欲しいところでもあるが、野田演出の良さを活かすのであれば、深堀ししないほうがいい。
posted by 4430516 at 18:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・芝居とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月01日

なんにも考えない日

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怪傑ズバットDVD

2年越しで買うかどうか悩んでいたが、やっぱり買ってしまった。怪傑ズバットDVDセット。毎回でてくるあり得ない日本一対決(YouTube)など、ばかばかしいほどのエンタテイメントあふれる脚本。25年近くタイムスリップし、深夜集中してみてしまった。なーんも考えたくない日とか、仕事が極度に詰まっているときには、こういったDVDで気分転換するのもよい。

しかし、この頃の子供向け特撮番組のなんと残酷なこと。殺人場面や拷問場面もかなり酷いシーンが多い。例えばレインボーマンなどは、差別用語も多く「ピー」とかDVDに入っている始末。今なら絶対にあり得ないTV番組だった。このリアルさが面白かったんだろうなぁ。とはいえ、レインボーマンの「死ね死ね団」(YouTube)は、私にとってはある種のトラウマになっているのも事実。いやぁ、あれは怖かった。
posted by 4430516 at 23:25| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・芝居とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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